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状況説明 1
目が覚めると、見覚えのない石造りの天井が目に入った。
あー、あいつに捕まったんだっけ。
森の家にやってきた男に魔法で眠らされて連れてこられたのは、窓のない10畳くらいの広さの部屋だった。
ベッドに寝かされていた俺が部屋を見回していると、テーブルに向かって鉛筆で何かの絵を描いていた赤毛の男と目があった。
男は30代くらいに見えたが、妙に老けているというか、くたびれた感じがする。
『Woke up?(目が覚めた?)』
「えっ、なに?」
男に話しかけられたが何を言われたのかわからなくて聞き返すと、男は席を立ってこちらにやってきて、ゆっくりはっきりとしたわかりやすい発音で再度俺に話しかけた。
『Can you speak English?(英語は話せる?)』
「あー、えっと。
No,a little.(いいえ、ちょっとだけしか)」
男が英語を話していることに驚いたが、そう言えば俺を捕まえた男も英語の歌を歌っていたなと思いながら、単語だけの英語で男の質問に答える。
『What languages can you speak?(何語が話せる?)』
『Japanese.(日本語です)』
『Oh…sorry.I can not speak Japanese.In English,please.(ああ…ごめんね。僕は日本語は話せないんだ。英語でお願い)』
俺がうなずいてベッドから起き上がると、男はさっき自分が座っていた2人掛けのダイニングテーブルに俺を座らせ、水を出してくれた。
そうして男は英語のヒアリングが怪しい俺のために筆談も交えつつ、俺が置かれた状況を説明してくれた。
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(作者註:英語部分はGoogle翻訳を利用しました。これ以降は『』部分が英語での会話(筆談含む)になります。)
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