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Ⅰ 愛の巣で朝食を⑬
「さぁ、選ぶがいいよ!」
突如として、視界に飛び込んできたのは……
ピンク、黒、青、緑、オレンジ、パープル、透明
こここ、これはー★
「ゴムだよ」
7つ7色!!
虹色のコンドームだァァァーッ🌈
「この中のどれかが、私の目覚ましを止めるよ!君は当てられるかな?ジリリン」
嘘だ。
正解なんて入っていない!
俺は6連敗するんだっ
そして、残った最後の色が「正解だよ」……って言うんだ。
俺はハルオミさんの手の中……
否!
腹の上で踊らされるんだァァーッ!!
「騎乗位だけとは限らないよ。君と色々試して楽しみたいからね。メインとなる7つの体位を用意しているよ!」
思考を読むんじゃないッ!
シュヴァルツ カイザー♠
「そういう事を言ってるんじゃないんだァッ!」
「7色のゴムによる、めくるめく快感🌈」
言ったな!
ハルオミさん、白状したな!
「思いっきり、7回やるつもりじゃないかーッ!!」
「正解だよ」
「なにが正解だッ。最初っから、正解のゴムなんてないクセに」
「違うね。7種類、全てを挿れて私の目覚ましは止まる」
「なんだって」
「つまり……」
キランっ✨
無駄にカッコいい流し目を使うんじゃない。
「7色全てが正解なんだよ🌈」
「間違っとるわーッ!」
あなたは人として間違っている!!
「名づけて、ハルオミ★スペシャル」
「………………ハァァ?」
「7つ7色のゴムが、めくるめく快感スプラッシュに君をご招待🌈」
「……待って!」
スプラッシュするの、俺だろ?
俺が飛び散らかすんだろッ?
「存分に私の下腹部を濡らすんだよ。発射制限なしだからね!」
「嫌だァァァー!」
「スプラッシュの乱高下 だよーっ↑↓↑↓↑🌈」
「ヒィィィ~ッ♠」
………チュッ
額に触れる優しいキスが落とされた。
「ハルオミ★スペシャルの別名は『七つの大罪』」
私と共に……
「快楽地獄に堕ちよう……」
………………………………ジリン♪
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