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Ⅰ 愛の巣で朝食を 30
「誤解だよ。ハルオミさん!」
俺の正夫はハルオミさんだ。
ハルオミさんと同棲して、籍も入れて、俺がハルオミさんの正妻となってからは……そのっ
……ユキトとも、アキヒトとも~
「そういう事しちゃいないからっ」
「当然だよ。正夫である私の許可なしに愛人とセックスなんて、ふしだらだよ。
淫乱な君が私以外を求めないように、毎日、寂しがりの君の孔をみっちり埋めてあげているだろう」
「ギャアァァァーッ!」
あなたはっ
「なんて事言うんだッ」
「みっちりしてないかい?」
「……みっちりだ」
ハルオミさんの膨張した固い熱脈は、俺の狭い孔の中。決して誰も届かない奥まで穿って、肉ひだの隅まで余すことなく虐めてくる。
孔の中にズンズン、重厚な存在を主張する俺だけの淫棒だ。
「君のための暴君だよ」
「やめんかーッ」
そうじゃなくって。
俺の言いたいのは、そうじゃなくって。
「みっちりカチカチ肉棒は、君の蜜壺がお気に入りだよ。毎晩じゃない。毎日だ。君の中に入るのは、夜だけとは限らないからね!」
「ウギャアァァァーッ!!」
「さぁ、次は君が私を迎え入れようか。肉ひだのひだというひだを、私でマーキングしてあげよう!」
「やめてーッ」
アフンっ…先っぽで蕾の入り口、ノックしないで~
「説得力に欠けるね。半勃ちだよ」
………うそ
俺のアソコが復活している!!
さっきイッたばかりなのにー!!
「すぐにギンギン フル勃起にしてあげるから、安心するんだよ!」
「ギャアァァーッ!」
「ゴルァアッ!俺の存在忘れてないかァッ!」
「ハラダ一等兵!」
「集中するんだよ、ナツキ」
「ハラダ一等兵は?」
「集中だ」
「ウヒ」
淫猥な雄の熱塊が竿に当たるぅ
タマをつつくぅ
「どっちが好きかな?」
「竿ぉ~!竿、すりすりがいいっ!」
「また大きくなったね」
「ハルオミさんのが、もっと大きい」
「当然だよ」
「コラー!俺の存在!」
「アヒン」
「雄穴がヒクヒクしてるね」
「ヤっ」
「さぁ、選びたまえ。アルティメット ボマーの投下地点を」
「ヒィアァっ」
「困ったね。誘導してくれないと、どこに投下すればいいのか分からないね」
「困ってるのは、俺だ!俺!俺の存在!」
「もうカウパーが噴き出している。滑ってしまうね」
「フヒアっ、ソコだめぇー」
「滑るんだよ。困ったね、投下地点に辿り着けないよ」
「えいん~……アハぅ、フヒー」
「困ってるのは俺なんだよ!!ここにいるんだ!俺の存在!」
「早くぅー、プロミネンス出したいよぅ」
「トコロテンかい?アルティメット ボマー投下と同時に発射だ」
「Alles klar .」
「俺ー!!」
「君のトコロテンは冷蔵庫に入ってるよ」
「誰がトコロテン食べたいっつったー?」
「君は黒蜜派かい?それとも三杯酢派かい?」
「こんな状況で、誰が食べるかーッ!」
「俺は黒蜜」
「ナツキはデザート感覚で食べるのが好きだよね」
「食後にいただきまーす」
「ちなみに私は、トコロテンは白蜜派だよー!」
「白蜜言うなー!トコロテンがワイセツ物に聞こえるわーッ!!」
「………………君」
ギランッ
サファイアの双眼が鋭利な光を放った。
「見学者は静かにしていてくれるかなァッ!」
「俺は………」
副総理、俺は………
「あなたに呼ばれて来たんだぞォォォーッ!!」
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