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Ⅱ 瞳の蒼④

花びらを散らした唇が首筋から離れて、耳元に熱い吐息を吹きかけた。 「ノーパンはいけないよ」 俺ェェェーッ! 下半身、すっぽんぽんだー!! でも、でも、でも。 プルプルプル~ 首を横に振る。 「……ノーパンがいい」 「ダメだよ、我が儘は」 「でも」 しぃっ 人差し指を唇に当てられた。 「パンツをはくのは、人としてのマナーだ」 だが、しかし。 ノーパンがいいんだァァッ ノーパンたる事が、Ωの尊厳なんだァァァーッ! ダン★ 「ウギャアァァァー!!」 高々とあなたの両手がかざした、それは…… 「君に最も似合う……」 そして★ 「私が最も萌える白ブリーフだよー♥」 「イヤァァァア~~♠♠♠」

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