とうとう聞いてしまった…… 尋ねてしまった以上、俺は聞かなければならない。 ハルオミ★コレクションの全貌を！！ 嗚呼(アァ)、今すぐ自分の耳を塞ぎたい。 しかし、ハルオミさんの腕に抱き止められている現状では叶わない。 「ハルオミ★コレクション、それはね……」 フフフフ…… 嫌ァァー！すごく嬉しそうだッ。我が夫が満面の笑みだ。頬っぺたが緩みきっている。 弛緩した筋肉、元に戻せ。 顔の筋トレしろ。 「ナツキ。君を……」 嗚呼々々々々～、やめてー！聞きたくないんだ。 にゅぽん ………………俺の股間がスースーするのは、なぜ？ 「ナァァァァーッ！」 お股の布がなくなってるー！！ まさか、お前っ 「ユキト！！」 てへ♪ 可愛く笑うなァァッ！ 「脱げちゃった」 「じゃないわーッ！」 脱がしたんだ。ユキト、お前がっ！ お前が引っ張ったせいで、パンツが膝下までずり落ちてしまってるじゃないか。 「ごめんね、ナツキ」 「………」 「はがしてあげよっか？白ブリーフ♪」 やかましいわっ💢 お前が脱がしておいて、恩着せがましく、はかせる言うな。 白ブリーフも言うな。 「ナツキはブリーフが似合うね」 「………」 「二十歳過ぎても白ブリーフが素敵だよ」 ユキトのド天然がァァ～～！！ それで、俺のご機嫌をとってるつもりか。 白ブリーフでご機嫌がとれる訳ないだろう。 悪意しか感じんわっ！ 「私の妻だからね」 乗っかるな、ハルオミさん。 「俺の妻ですよ。白ブリーフが似合うのも当然です」 ～～～♠ お前達のせいで今、俺の下半身は…… 「露出してしまったんだぞ！」 ……『そんな事ありませんよ』 アキヒト？ 『統帥のアソコ、皮被りじゃないですか♪』 ～～～♠💢 『包皮に守られて、露出してません。良かったですね♪』 悪意しか感じんわーッ♠！！💢💢💢