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Ⅲ Attention, please!①

「愛人!ナツキのおちんちんは、お前なんかに見せないぞ!」 はむ♥ 「アハぅ~」 ユキト、お前は全てにおいて間違っている。 どうして、お前はこうも…… 「ド天然なんだァァーッ!!」 大事なアソコが、ユキトの口の中に入れられてしまった。 「ナフュチのふぉちんちんはふぃっひゃいはらふちにふっぽりふぁいうよ」 「なに言っとるか分からんわ!」 俺のアレを咥えて喋るのやめてっ 舌の動きが刺激して、腰が揺れてしまう。 「ナツキのおちんちんはちっちゃいから、口にすっぽり入るよ」 「言うなー!」 「酷い!ナツキが『なに言ってるか分からない』って言うから、教えてあげたのに」 知りたくなかったわッ お前には、デリカシーというものがないのか! 受けろ!怒りの鉄槌💢 ……はむ♥ 「フアァア~」 ユキト。どうして、また俺のアソコを食べるんだァァー!! 「みふぇはぁふなひよ」 ……見せたくないよ。 そう言ったのか? クッ。これでは怒りの鉄槌が振るえない。拳を振り下ろせば、俺までダメージを受けてしまう。 ハァアんっ やめっ 感じてしまう。腰が動くから喋らないで、ユキトぉ~ 「ナフュチ、はわいぃ」 可愛くなんかない。 「ナフュチのふぉちんちんは、ふぉれのものなよ」 お前の物じゃない。 俺のソコは、 「私の物だよ!」 違うーッ! ハルオミさんの物でもないんだ。 俺のアレは、 「私の「『俺の物♥』💙」💜」!!! 三人でハモるなー!! 「ドスケベ夫共ーッ」 「私以外の夫に咥えられて悦んで……淫乱な妻にはお仕置きだよ」 「フェえンっ」 シャツの裾から忍び込んだ手が、胸の小さな実を引っ掻いた。 たったそれだけで、情けない悲鳴が漏れてしまう。 ズンっと背筋に快感が走って、思わず腰を突き上げてしまった。 「大きくして。そんなにユキトがいいのかい?」 ちがっ 否定は声にならない。 「お仕置きだけじゃ足りないようだね。不貞な妻に罰を与えようか」 ハルオミさんが胸の実を潰して、こねて、キュウっと摘まむ。 痛くてむず痒い刺激に喉がのけ反って、腰をグラインドさせてしまう。 「アっアっアっ」 快感の中枢を支配された体が震えた。 半開きの唇を、指の腹がそっと撫でて、汗ばんだ喉に歯を立てる。 赤い鬱血が、ゆらゆら水面(みなも)をたゆとう花びらのように肌に浮かんだ。 「赤い実は私好みだ」 パチンッ……と。 ボタンが弾けた。 「この実は、私好みの味がするかな?」 チュプァーっ 「ヒゥアー!」 濡れた唇がしゃぶりつく。 ジュプジュプ、チャプ、チュパァーっ 赤く色づいた小さな果実を音を立てて吸って、舌で転がして、歯を立てて甘噛みして、コリコリ食べられる。 ドクドクっ 体が火照って、血流がアソコに集まる。 「意識を落としてはいけないよ」 喉元を這った指に、顎を持ち上げられた。 「貞淑な妻ならば、ユキトの口からちんこを取り出そうか」 でも、それは。 ユキトが俺にしゃぶりついてるから。 俺を見下ろす怜悧な双眸が、肉食獣の光を宿した。 「君のワイセツな淫棒を膨らませたら、口に入りきらなくなるんじゃないかな?」 欲に濡れた言葉とは真逆に、瞳の奥が柔らかに微笑んでいる。

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