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Ⅲ Attention, please!23
ハルオミさん、好き……
好きだから。
「ハルオミさんっ、出して!俺のお股、ハルオミさんでグチョグチョにしてー!」
「まだだよ。私は早漏じゃないよ」
「俺、耐えられないっ……アハンっ、しゃせ、ぃっ」
「いけないね。早すぎるよ」
プルンプルンっ
根元を戒められたまま、猥褻な突起が捕らわれた。
ハルオミさんと俺の間で揺れていたアレ。
きゅっきゅ
ブラ~ンと垂れ下がる玉袋をやわく握られて弄ばれた後、根元だけをしごかれる。
これじゃあっ!
「射精管理してあげるよ」
「ハフぁアんっ」
逆効果だ。
戒めた根元を握られてプルンプルンっ
振られる度に、ハルオミさんの腹筋を肉棒のスリムな先端がこする。
堪え性のない俺の先走りが、お腹をネチョネチョにしている。
擦れて気持ちイイ!
アぅ、密着したいッ
こすりつけて、ハルオミさんのお腹と俺のお腹で挟んで、めちゃくちゃ腰振ってドロドロになりたい!
白いアレ、出したい。
ハルオミさんのお腹も、
ハルオミさんの乳首も、俺の淫らな白濁のお汁でヌチョヌチョに。
ハルオミさんを、ミルクまみれの恥ずかしい体にしたい。
「イクッ」
「我慢だよ。下腹部に力を込めて、頑張るんだよ」
「はひ……ァ」
力を込めた分、後ろの蕾の脈動が肉ひだをリアルに這い上ってくる。
「ナツキ、すごく締まってる」
「……ユキ…ト」
腰を持ち上げられた。
パクリ
耳たぶを食まれる。
耳裏を熱い快感がゾクリと巡った。
「また締まった。ナツキのココ……」
つんっ
「お・す・ま・ん・こ」
チュッ
耳裏の口づけと同時に、ユキトと俺の境目を指の腹で撫でられて、腰が振れてしまう。
「おっきくお口広げて。俺は美味しい?」
「そんなんじゃっ」
「嘘つき」
つんつん
暖かいぬめった感触を、境目のひだに沿って塗り込められた。
「ナツキのマン汁。垂れてるよ」
「やぅッ」
「また締まった。搾り出そうとしてる?」
「ぁウゥ、せぃしーダメ」
ダメっ
ユキトは付けてない。
「ゴムぅ~」
「無理だよ、付けてる余裕ない」
「ヒンぅッ」
中で放精されたら、受精してしまうかも知れない。
ダメだって……思うのに、腰が止まらない。
「ヒゥ~!!」
前からハルオミさんが、後ろでユキトが、俺を穿って虐める。
「君、唾液でグチャグチャだ」
鼻筋を撫でたハルオミさんの指が唇の端を突っつく。
「そこォ」
「ん?……どうしたんだい」
「白いの」
「あぁ、私の精液だね」
ユキトが先に触れた鼻先を撫でたから、ハルオミの残滓が口のまわりにも付いてしまった。
「種まみれで嬉しそうだね」
唾液とこねた白濁の体液が、
雄の匂いが、理性を揺さぶる。
ダメだ、ダメだよ。
ハルオミさんの雄の匂い
鼻孔に差し込まれる雄の色香
後ろのつぶらな蕾に突き刺された、雄の剛直。
ユキト、出さないで。
中に出したら……
ユキトも俺の夫で大事だけど、ハルオミさんは裏切れない。
受精はまだ早いし、第一夫のハルオミさんよりも先に、第二夫のユキトの子供は作れない。
「Ωの本能だよ。欲しがって」
「アヒう!」
腰を突き上げてしまう。
「孔、ヒクヒクして可愛いね。ナツキ」
………どうしちゃったんだ、俺。
「ナツキ、私が欲しいかい」
大きな手をネチョネチョにして、二本まとめて竿を揺さぶる。
俺………
「俺が欲しい?」
「私が欲しいかい?」
「ハルオミさんが欲しい!!」
プルンっプルンっ
腰を振って、雄の昂りを主張する。
ハルオミさん、もっと握って。
もっとこすって。激しく!
「そうだね、濃厚なとろとろミルクで君の亀頭も竿も、お腹からベッショリ、ネトネトにしてあげるよ」
「せぃえきー!」
「垂れたお汁は金玉に塗って、濡れそぼらせてあげるよ。
ほかに濡れたいところはあるかい?」
「えいん~」
「当然、陰毛ごとグッショリだよ」
「ちくびも~」
「飛ばしてあげるよ。精液でこねて潰してあげるからね」
「アヒィィ~!」
雄が欲しい!!
雄が欲しいよ。
……「俺は?」
ユキトの雄の肉棒を、キュウゥーっと肉ひだで締めつける。
ユキトの熱肉、離したくない。
………………アキヒト
震える吐息は声にならない。
背中越し、わずかに這わせ視線とモニターの中の琥珀が絡み合う。
なにも言わなくても。
アキヒトが俺を見てくれている。
アキヒトの右手が揉んでいる股間、おっきい。
服の下で膨らんでいる大好きな雄肉。固くて熱くて血管浮き出た太いヤツ、想像している。
淫棒欲しい。
雄が欲しいよぉ。
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