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Ⅲ Attention, please!29

じゅぷぅ…じゅぽ、じゅぱ 「ヒァウっ」 生暖かい感触。 にゅぷにゅぷ、くちゅくちゅ 淫猥な水音が股で奏でている。 食べられている。 「ハヒ」 大事なアレが、ハルオミさんの口の中に、 じゅぷん、じゅぽンっ 「ヒアァ~」 出し入れされている。 ハルオミさんの口に、大事なソレが。入っては出て、出ては入って、舌でれろれろ舐め回される。 「そこ、はっ」 「ひもひひぃね?」 やんっ、口に入れて喋らないで。感じるからァー 「気持ちいいんだね?腰を振り過ぎだよ」 気持ちイイ! だけどっ 「ソコじゃなくって~」 瞼の裏に涙が滲んだ。 「……ちんこ、しゃぶって~」 俺のアソコがほったらかしなんだ。 ハルオミさんが触ってくれない。 プルンプルン、揺れている。 「大丈夫、味わっているよ。タマまでカウパーが垂れている。君の味が美味しいよ」 じゅぷぅん 玉袋がお口の中に囚われる。 「そこじゃダメぇ~」 「なにがだい?」 「気持ちよくしてー」 「気持ちよくしてるじゃないか。腰振ってるね」 「ちがうの」 もっと快感が欲しい。 もっも強い快感が欲しいから。 プルンプルンっ 「あぁ、そうか。君は乱暴にされるのが好きだったね」 コリコリコリ 「金玉を食べると悦ぶのかな?」 ちゅぱァァアーっ 吸いついた唇が、口の中でタマを揉みしだく。 「繊細な場所をいたぶられて悦ぶ変態だからね、君は」 「ウヒん!」 乱暴に……と言った口は、優しく優しく玉袋を舌で食む。 プルンプルン、プルンッ! 「おやおや、我慢できないのかな。そんなに腰を振ると、噛んでしまっても知らないよ?」 ちゅぷ、ちゅぷ……じゅぽんっ 「タマじゃいやぁん!」 「ますます腰が動いてるね。私の言う事が聞けないのかい」 じゅぷゥー 「それとも本当に金玉を食べられたいのかな」 「食べちゃらめぇー」 大事なタマタマなくなっちゃう。 「構わないだろう?君はもともと種なしだ」 「たねなし、いわないでぇ~」 Ωだから。 受精させるための子種を作る能力が、性器に備わっていないんだ。 俺から出るのは、興奮が絶頂に達した時の子種のない白いミルクだけ。 「種がないのは本当だろう」 「でも~」 「でもじゃないよ。種なしなのに、金玉なんか付けて」 じゅぷん 「アヒン、ごめんなさいっ」 意地悪なハルオミさんの口、ソコばかりを攻める。 「きんたま食べないでー」 「さぁ、どうしようかな」 ちゅぷ 舌先で小さくしゃぶられた。 「たねなしだけど、きんたまほしい。きんたま付けてたいー!」 ぶるんっ 視界に入ったハルオミさんの股間で、俺よりも大きな玉袋が揺れた。 時折、腰を揺らして……ハルオミさん、俺のを舐め回しながら感じてるんだ。 「仕方がないね。メスゲイの君が、種なし金玉を付けるのを許してあげるよ」 但し…… 「子種を宿しているのは頂けないね」 どういうこと? 俺は精子を作れないのに。 「カウパーにも少量だけど精子が含まれるんだよ」 「ウヒァアアアー!!」 指が一気に三本 「君のココはユキトを咥えていたからね」 俺の中で暴れる。 「ユキトのカウパーを全部掻き出そうか」 指がっ! ハルオミさんの指が、ジュブジュブ 後ろの蕾の中で三本バラバラに動いてピストンする。 「らめッ」 ダメなの! …………俺ッ 「そーろぅだからァ!」 イクー!! 「イクっ、イクっ!ピストンはっ!」 ジュプジュプ…………ジュ、ポ 「知ってるよ」 後孔を弄る指の動きが、不意に止まった。 「さっきので、ちょうど4回だ」 指でも一緒なんだね? 「君は、ピストン5回で果てる早漏だ」 ヌポン 孔から引き抜かれた指…… 「ココは、私の蜜壺だよ」 熱脈がひだを割る。ひだを押し入って侵入する。 アァウっ、奥に! 奥まで届く。 ハルオミさんの肉の幹が、入ってくる! ズンっ 快感が突き貫ける。 あなたの存在が俺の中で主張している。 意識がはぜる。 あなたが愛しくて……… 真っ白に……… 意識が………… 「可愛いね」 声が耳朶を撫でた。 「たった一突きでイってしまったのかい?」 吐息から雄の匂いがした。 体がだるい。 快楽の縄に手足を縛られているみたい。 ………どうして? 「ハルオミさんの顔、白いの付いてるの?」 微かに揺らめいたのは、濡れた唇。 「君が、かけたんじゃないか?」

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