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《断章》副総理だって主夫をする!⑩
ホットミルク!
「君に作ったんだよ。飲んでもらおうと思ってね」
人肌の温度までぬるくなったホットミルクが垂れてくる。ハルオミさんの性器を伝って、口の中いっぱいに。
飲みきれない。
白いの……こんなにたくさん。
「君のお口が子種で真っ白だ」
(言わないで)
「精液をすすってるみたいだね」
チュ~チュ~
(だって飲まないと。次から次に溢れてくる)
ハルオミさんの、白いの……
おっきな肉の固い棒でこじ開けられて、口の中いっぱいに含まされて、ハフハフ…ハァハァ
「顔、真っ赤だ」
ハルオミさんの白いのが、容赦なく溢れてくる。
舌の裏まで垂れて、甘い汁でヌチョヌチョだ。
上顎をこするソレに無理矢理、口を開かされて、唾液とミルクが混ざり合って喉の奥に落ちてくる。倒錯的な思考に飲み込まれる。
ハルオミさんの本物の子種が、口の中で泳いでるみたい……
「早漏になるのも悪くないね」
まだ全然余裕の固い肉棒を口の中に含ませた藍の眼差しが、小さく笑った。
「君の顔、もっと淫らにしてあげるよ」
「ハフんっ」
スプリングが弾んだ。
突然の事に噛まないように、口の端から指を入れて内側から頬を持ち上げられている。
口、もう開けない。
顎がだるいよ。
見上げた瞳に、サファイアが共鳴した。
ハルオミさんの向こうに天井がある。
俺……押し倒された?
ピチュンっ
「目をつぶるんだよ」
頬に生温い液体が這う。
ホットミルクだ。
「額に垂らすよ」
マグカップが傾いた。
ぎゅっと……目を閉じた刹那にあたたかな汁が額に溢れて瞼を伝っていく。
柔和な温もりが瞼にそっと降れた。
ハルオミさんの指……
「私で汚れてしまったね」
指が弾いた。
「顔に掛けたみたいだよ」
私の精液で、種まみれだ………
「ふごッ」
(ちがっ、これはミルクでっ)
ハルオミさんのじゃない。
「おっと、噛まないでくれよ。興奮するのは仕方ないが」
薄く開いた瞼の奥に、妖艶なサファイアの眼光が突き刺す。
ハルオミさんに股がれて、口の中をハルオミさん自身に支配されている。
なんて、淫らな格好なんだ。
コツン、と硬質な音が響いた。頭の横……マグカップをベッドサイドに置いた音。
ハルオミさんが入っているから、首を動かせない。
ガシッと腕を掴まれた。
両手首を両手でシーツに縫いつけられる。
「君のポジションはここだよ」
誘 われた手が止まったのは、ほどよい弾力のある肉の双丘で。
(ここ)
ハルオミさんのお尻だッ
いつの間にか脱いでる。
ズボンもパンツも!
「ふごふごふごーッ!!」
(無理無理無理ーッ!!)
だって、だって~
(ハルオミさんのお尻触るの、初めてだよーッ!!)
フッと熱を孕んだ吐息が髪を掠めた。
「いけない子だ」
「ふごぅーッ」
(ちがうんだッ)
今のは!
「私の蕾を撫でるなんて」
誤解だよッ!
動揺し過ぎて、お尻の手が震えてッ!
(聞いて)
「ハフホっ」
(ハルオミさんっ)
「淫乱な妻には、厳しい教育が必要なようだね」……
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