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《断章》副総理だって主夫をする!⑱
「ぬわァーッ!!」
足ッ
「足がァー」
床についていない。
宙に浮いている。
両脇に腕が差し込まれて………
「たかい、たかーい」
「ギャアァァァー♠」
妙齢の俺が、たかいたかい……されてる。ギャアァー!!また足が宙に浮いた。
「ほーら、ナツキ。たかい、たかーいだよ」
「ムギャアァァァ~♠」
ハルオミさんスイッチが入った★
このスイッチは変態スイッチでも、エロススイッチでもない。
……変態寄りスイッチである事は否めないが。~~~ギャアァーッ!!
「たかい、たかーい」
「ヒャアァァァー!!」
「喜んでくれてるね。今度はもっと……たかい、たかーい」
妙齢の俺が喜ぶかァァーッ
一体、なんのスイッチが入ったんだ??ハルオミさぁーんッ!!
………ピタ
たかいたかい、止まった。
俺がハルオミさんを見下ろしている。
依然、足は床を離れたままだ。ここは、たかいたかいの最高峰。
両脇に差し込んだ腕をピンっと伸ばして、天高く俺を掲げたハルオミさんが微笑んだ。
「……ナツキ」
「はい」
「たかいたかいする度、プルンプルン、ちんこが揺れて可愛いよ♪」
視線を下ろした先。
肌が露出している。……胸も、腹も。更にその先の臍の下、未開の茂みが黒く深く生い茂って~★
ビギャアァァーッ!!
すっぽんぽんだ、俺ェェーッ!!
隠したい。今すぐ秘部を隠したい。両脇のハルオミさんの腕が邪魔だ。隠せない。
「夫婦で隠し事はいけないよ」
違うな、ハルオミさん。あなたは間違っているぞ。
隠すべき場所は、隠さねばならない。
例え永遠の愛を誓った、最愛のパートナーでも。
隠すのが人としてのマナーだ。
それが陰部というものなのだ!!
「……違うね、ナツキ。君は間違っているよ」
「ハルオミ…さん?」
「君は私にないものを持っている」
「それは、どういう……」
「まだ分からないかい?」
仕方のない子だね。と……
サファイアの瞳の蒼が、波音を奏でた。
「隠してはいけないよ。なぜならば……」
だって、私は……
「皮被りちんこが大好きだ!!!」
光り輝く藍の双玉が、水面 に俺の下半身を映す。
「可愛い寝袋に包まれる君自身は、黒々と生い茂る未開拓のボーボー陰毛の中。
『眠れる森の包茎』だよ♪」
私は出逢ってしまったよ……
「君は、私の運命の陰部だよー♥」
ハルオミさんの変態スイッチがMAXだァァァ~~♠♠♠
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