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《断章》副総理だって主夫をする!31
耐えられない。
もう耐えられないよ。
「ハルオミさん!」
「いけないね。君がそんな事をしては」
股からじゅるじゅる、ヌポヌポ、湿った音がする。
卑猥な水音を舌が奏でる。チュクチュク、チュクチュク……
会陰から戻ってきた舌が、這いずり回っているのは、
「ひんたま~」
「そうだね、金玉の裏側だ」
「やっ、やアァァ~っ」
「雄穴のヒクヒクが止まらないね。伝えたい事があるのかな」
つんつん
窄まりの肉を指が弄る。
ソコもイイ!
でもソコだけじゃイヤ。
戒めの外れた右足をバタつかせて主張する。
「困ったね。少し静かにしてもらおうか」
「アフゥゥゥー!」
指がァッ
ハルオミさんの指が!
「雄穴に栓をしたよ。これで静かになるかな」
グリンッ
肉ひだを割って、秘されたあの場所を指が押して引っ掻いた。
「ヒンゥウ~!!」
「おやおや、今度は腰が暴れ出したね」
跳ね上がって、回す。また跳ねる。
「止まらないのかい?」
「ヒンっ、ヒィアァー」
腰を振る度、窄まりに突き刺された指が当たる。その場所イイ!
もっとクニクニしてー!
「後ろのお口がキュウキュウしてるね。一本じゃ足りなかったかい?」
中指を入れたまま、人差し指と薬指を曲げて入り口の肉を弄られる。
「次は、どちらの指を入れようか」
雄の笑みが吐息を吹きかけた。
「それとも……」
ぺチャリ
湿った感触が垂れ下がる重い袋を舐める。
「指より太いものが、ご所望かな」
「フヒィー」
「言ってごらん。後ろのお口ばかりに頼らず、前のお口で。君は私のなにが欲しいんだい?」
チュプァァァー
唇が双玉に吸いついている。
見つめられている。藍色の視線が、卑猥に蠢く指を咥えた孔を。
「教えてくれないかい?ココはなにが欲しい?君のお口で、私の欲しい場所を言うんだよ」
「そんな…のっ」
「想像してるんだろう?我慢せずに、目を開けてごらん。君の顔の上のコレは君好みの太さかな?」
「アフっ」
「固さはどうだろう?君の欲しがる快感を与えられるだろうか」
「…ら…めぇ~」
「おや?私では、君の望む場所には届かないのかな」
そうじゃなくって!
「それとも。……大事な場所の奥の奥まで届きすぎてしまうのかな?」
気持ち良すぎて生理的な涙が滲む。
あなたの言葉が興奮を煽るから。
後ろのヒクヒクが止まらない。孔の奥が欲しい……って。
あなたを欲しいって、腰を振って待ちわびている。
あなたのアレを、孔が妄想している。
「君は賢明な妻だ」
言えるね?
「なにが欲しいんだい?」
つぷん………
指が抜かれてしまった。孔が寂しいよぅ~
「君が欲しいのは、コレかな?」
脚を交差させて、ハルオミさんが子種の入ったお股の袋をプラプラ、すりすりする~
玉袋を孔の入り口に擦り寄せてくる。
(ソレ入らない!)
「いじわる」
「意地悪は君だろう。私を焦らして」
蕾に寄せる種袋が揺れる度、凛々しい幹がブルンブルン!腹筋を打っている。
(俺が欲しいのは、アレ)
ち………
アレが欲しい。
「…………んっ」
「蕾のお口が金玉に吸いついてくるよ。こんな小さなお口で、大きな金玉を食べるのかな」
「やんっ、固いお肉がいい!」
「それは、どんなお肉だい?」
「ハルオミさんの~」
「私の知ってるお肉かな」
「ハルオミさんの、ち……」
「私の?」
………………ん、こ
「ハルオミさんのちんこ、欲しいー!!」
「いけないね。君がそんな事をしては」
そう言ったのに………
たまらず、自分の股間のソレを扱き始めた手を取られて。
優しい唇が恭しく、手の甲に落ちた。
チュっ
「淫乱な手には、お仕置きだよ」
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