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★新年SP★おこ💢なハルオミさん⑰
「俺ッ」
「問答無用」
唇に噛みつかれる。
声を奪われた。ハルオミさんに伝えたい言葉を。
「本当に私に伝えたい言葉なのかい?」
キスの合間に、濡れた唇が囁く。
「君が私にして欲しいと望むなら、言うがいいよ」
唇をまた奪われる。あなたを好きな気持ちごと奪われて、奪われたのに、好きな気持ちがもっともっと溢れてくる。
心臓がトクン、トクン、鼓動を打つ度に。
あなたが好きだと胸の奥が訴えている。
「言ってごらん」
藍の瞳に吸い寄せられた意識の中で、あなたの声がこだまする。
「私になにをして欲しい?」
(俺は……)
どうしよう。いつも見ているあなたの目なのに、言葉がうまく紡げない。
心臓の音がうるさいくらい鳴っている。
股間を緩くまさぐる手に踊らされて、腰をクネクネ振っている。
「アっ」
今度はタマだ。根元のタマだけを意地悪な指がコリコリ弄って、竿に触ってくれない。
膨らんだソコ、恥ずかしい刺激を待ちわびているのに。
ハァハアハァっ
「私では満足できないか。淫乱Ωだな」
ちがうんだッ
あなたがイイトコロ外して焦らすから。
竿、触って……
ぎゅっとして、にぎにぎして。
強くこすり上げて!
裏筋なぞって、カリも、亀頭も、あなたの手に慰められたい。
舌先で鈴口攻められて、よがりたい!
でも、だけどっ
「ユキトが……」
脱衣所の同じ空間に、とばっちりを受けたユキトが倒れてる。
「いま一番聞きたくない名前だね」
藍の双眼が、得体の知れない妖艶な色をたゆたえた。
声は奪われて、呼吸も奪われて、獰猛な唇に噛みつかれる。
息がハルオミさんの口内に吸い込まれる。
「目覚めた時に、隣で妻が兄に抱かれている。……いいね」
瞳の奥が仄かに笑んだ。
「もう一人の夫が目覚めたのにも気づかず、君は無我夢中で交尾に耽 るんだよ。喘いで、夢うつつで淫語を連呼して……汗びっしょりの肌を露に腰を打ちつけている。
実に興奮する光景だよ」
「ヤっ」
「恥じらうのかい?……本当は見せつけたいくせに」
ほら。
……プルンっ
「汁を垂らして……淫らな雌しべだ」
「ちがっ。俺のは雄しべ」
「雌しべだろう。私を……」
取り出された脚の付け根の象徴に、勇ましい雄の剛直をあてがわれた。
ゴリゴリゴリゴリ
「ハゥ~ン」
固く膨らんだ猛々しい幹だ。
「雄を勃起させるのだから、これは雌しべだよ」
吐息が耳朶を這う。
「言うんだよ、雌しべだと」
脚と脚を絡ませて、膨張した昂り同士が絡み合う。
「君のコレはなんだい?」
猛る膨張が打ちつける。
(俺の……)
「君の……」
「俺のは……」
あなたを興奮させる……
「雌しべです!俺の股間には雌しべが付いています」
「いい子だ。正解だよ」
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