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■節分SP■君に捧げる愛の歌⑳

「ハヒィィ~」 勝手に腰がっ くねって止まらない。 「ヒゥん、アヒ」 変な声、止めたいのに。 熱い息遣いにハァハァ、口を塞げない。喉の奥から、やらしい声がついて出る。 (こんな可愛げのない声) オメガは、アァン♪とかヤアァン♪とか、可愛い声で感じなくちゃいけないんだ。 「フヒィィィ~~!!」 内壁をこすり穿つ度、背筋が粟立って色気皆無の声で喘いでしまう。 こんな変な声聞いてたら、ハルオミさんが幻滅してしまう。 君の声、変だから離婚しよう。 ……なんて事になったら、どうしよう。 夜の営みの声が原因で、ハルオミさんと離婚なんて絶対嫌だ。 「アヒィィィイーー!!」 ずんっ 奥まで大きな亀頭に容赦なく暴かれる。 声、止めなきゃ。こんな獣じみた声。 「さぁ!もっと鳴いてごらん!」 なんでっ ハルオミさん、意地悪言うの? いっぱい喘がせて、君の声変だから……って。俺と離婚したいのか。 「ヤっ」 「口答えする余裕があるのかい?いけないね」 固いハルオミさんがひだをえぐる。 そんな奥まで来ちゃダメ~ 「ヒンウゥゥウー」 「涎垂らして……君のお口にも挿れたくなってしまうよ」 「ウヒウヒ」 「そうかい。突っ込まれたいんだね!」 「ヒガぁ~」 「分かったよ。中出しは中止だ。顔いっぱいに飛ばしてあげよう。……嬉しいね。君は私の種まみれだ」 ハルオミさんがイク寸前で孔から出して、俺の鼻先で雄の臭いのするやつ激しくこすって…… 血管の浮き出たソレを見せつけて。 ハフッ やらしく誘う顔しながら、ハルオミさんが恍惚を放射するんだ…… 「私を締めつけて……早漏にさせる気かい?」 いけない妄想が俺の内部を敏感にする。 差し込まれた欲情の突起物を無意識に締めつけている。 「あぁ、そうだった。君の中が気持ち良くて忘れてしまっていたよ」 グリングリン 腰を回して、太い幹が蕾の内側を苛む。 「陰毛、剃ってあげる約束だったね」 ……………… ……………… ……………… …………………………………え。 「『え』じゃなくて、毛だよ」

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