196 / 292
■節分SP■君に捧げる愛の歌⑳
「ハヒィィ~」
勝手に腰がっ
くねって止まらない。
「ヒゥん、アヒ」
変な声、止めたいのに。
熱い息遣いにハァハァ、口を塞げない。喉の奥から、やらしい声がついて出る。
(こんな可愛げのない声)
オメガは、アァン♪とかヤアァン♪とか、可愛い声で感じなくちゃいけないんだ。
「フヒィィィ~~!!」
内壁をこすり穿つ度、背筋が粟立って色気皆無の声で喘いでしまう。
こんな変な声聞いてたら、ハルオミさんが幻滅してしまう。
君の声、変だから離婚しよう。
……なんて事になったら、どうしよう。
夜の営みの声が原因で、ハルオミさんと離婚なんて絶対嫌だ。
「アヒィィィイーー!!」
ずんっ
奥まで大きな亀頭に容赦なく暴かれる。
声、止めなきゃ。こんな獣じみた声。
「さぁ!もっと鳴いてごらん!」
なんでっ
ハルオミさん、意地悪言うの?
いっぱい喘がせて、君の声変だから……って。俺と離婚したいのか。
「ヤっ」
「口答えする余裕があるのかい?いけないね」
固いハルオミさんがひだをえぐる。
そんな奥まで来ちゃダメ~
「ヒンウゥゥウー」
「涎垂らして……君のお口にも挿れたくなってしまうよ」
「ウヒウヒ」
「そうかい。突っ込まれたいんだね!」
「ヒガぁ~」
「分かったよ。中出しは中止だ。顔いっぱいに飛ばしてあげよう。……嬉しいね。君は私の種まみれだ」
ハルオミさんがイク寸前で孔から出して、俺の鼻先で雄の臭いのするやつ激しくこすって……
血管の浮き出たソレを見せつけて。
ハフッ
やらしく誘う顔しながら、ハルオミさんが恍惚を放射するんだ……
「私を締めつけて……早漏にさせる気かい?」
いけない妄想が俺の内部を敏感にする。
差し込まれた欲情の突起物を無意識に締めつけている。
「あぁ、そうだった。君の中が気持ち良くて忘れてしまっていたよ」
グリングリン
腰を回して、太い幹が蕾の内側を苛む。
「陰毛、剃ってあげる約束だったね」
………………
………………
………………
…………………………………え。
「『え』じゃなくて、毛だよ」
ともだちにシェアしよう!