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★〔ゴムの日記念〕★美味しい時間〔後編⑥〕

おっきい 奥でハルオミさんがドクドクしてる。 こすれて大きな熱が押し寄せてくる。 こんなに奥まで、あなたがいる。 あなたで俺がいっぱいになっている。 好き 好き好き 大好き あなたが好き あなたが大好き!ハルオミさん あなたの熱を体の奥深くに感じている。 体が熱くて、胸が熱くて、どうかなってしまいそうだ。 あなたの熱で変になる。 「君が熱いよ」 耳朶を吐息がくすぐる。 「こんなに締めつけて……今すぐイキそうだ」 (ハルオミさんの嘘つき) 余裕のクセに。 ハァハァハァ あなたの息遣いと俺の息遣いが混ざり合う。汗と汗が混ざって、楔の熱で溶けてしまいそう。 「アフ、好き……」 ハルオミさんがまだ大きくなる。 おっきい……おっきい もう大きくならないで。 「無理だよ」 無情な言葉と一緒に深い口づけが舞い降りる。 「私の雄は君をムチャクチャに犯したいんだ」 アヒィィイイー!! 穿つ。突く 激しッ こんな太いヤツで突かれたら、俺ッ 「フヒィイーッ!!」 「君も動いている。腰も中のひだも」 そんな事してないっ なのにっ 「気持ちいいね!」 もっと、もっと欲しくて (あなたが欲しい) ………………好き、だから 「はふ、はふ」 ハルオミさん! 「大きいの、好きだね。知ってるよ」 ちがっ、俺が好きなのはハルオミさん! 「君だけのデカマラだ。もっと大きくなるよ」 「はふ、はふぅー!!」 気持ちよくて変になる。 もう俺、変になってる。 快感でもっと変になってしまう。 あなたが好き あなたがくれる快楽が好き 好き好き、大好き ハルオミさん! 「はふー」 「うん?」 伝えなきゃ。 あなたが好きだって。 「はふ……ヒィン!ヒィイー、ほー」 「ちんこ、かい?ちんこが大好きなケツマンマンだね」 「はふほー」 あなたの名前、呼びたいのに。 「はふほー」 もう穿たないで。 酸素を吸うのが精一杯の口だから、あなたの名前が呼べない。 突かれて変になるゥ~ 好きな気持ち…… 想いが溢れてきて…… あなたに伝えたくて 伝えたいのに もっと、もっと 好きで、好きで 止まらない。 「アヒィィイイー!!」 汗に濡れたあなたの体温が俺を包む。 「愛している。ナツキ」 君への…… 「愛しさが止まらない」 手と手を握り、熱と熱を結び、一つに繋がって、 互いの熱をもっと求めて、鼓動を重ねる。 張り裂けそうな胸の内で、あなたを呼ぶ。 俺達は…… 私達は…… 「似た者夫婦だね」

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