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〔ゴムの日記念〕★美味しい時間〔後編25〕

「ちんこを元に戻すよ!」 ユキトがご立腹だ。 「フモ」 ユキトのアレが口の中に戻ってきた~★ 「フモモー」 「ナツキのお口は予約済みなんだから、俺以外の雄を食べちゃダメだ」 違うぞ、ユキト。 お前は間違っている。 俺のお口は、雄を食べるためのものじゃない。 「フンモー!」 「うん、いいお返事だね。ちんこ、美味しい?」 「フンモモー」 心底嫌がってるのッ (……ユキトの、おっきくなってないか?) 「ナツキが大きくさせたんだよ」 「フモ?」 (……俺?) 「そう。ナツキが俺自身で感じてくれるから。お前の色っぽい喘ぎ声で、膨らんでしまったんだよ」 「フンモォォォー!」 (心底嫌がっとるんだわーッ) ………………つん。 「ンモ?」 つんつん♪ (俺の頬っぺた、つんつんするのは?) 「フモフモォー!」 (アキヒトー!) 「嫉妬で大きくなりました」 「モモモ!」 (つんつん、するな!) 頬っぺたに怒張した雄が当たる。 「当ててるんですよ。あなたが俺を煽るから」 「モフ」 「あぁ、これですか。湿ってますね。カウパーです」 「ハフハー」 「『ハフハー』じゃないよ、ナツキ。カウパー」 「ハヒハ」 「カウパー」 お前のがおっきいから言えないの。 何度も言わせるな。 「愛人。俺のナツキに汚ないもの付けるなよ」 「お前こそ、汚ないものを食べさせるな。統帥がお腹壊したらどうするんだ」 「無理言うな。ナツキが離してくれないんだよ」 「モモモッ!!」 (ユキトッ!!) 「統帥、ペッですよ!口から早くそんなもの吐き出してください!」 「そんなものとは酷いな。ちんこという名前があるんだよ。ナツキのお口の大好きなちんこだよ♪」 「モモモーッ!!」 (ユキトーッ!!) 「興奮して噛まないでね、ナツキ」 ……さすがに、それはしないよ。 大切な雄だもん。 「やっぱりナツキのお口はちんこを好きだね♥」 「モォモォモモーッ!!」 (ちゃうわーッ!!) 「こんなに俺自身を愛でてくれる♪」 「~~~」 俺、叫ぶ気力もなくなった…… (誰か助けて~!!) 夫´sが虐めるんだァァァーッ 「ユキトやめなさい」 「モモモ?」 (救世主の声だ) 「アキヒト君もだよ」 「モモー」 (メシアが舞い降りた) 俺の背後に。 ……… ……… ……… 背後? 背後にいるのは~~~ 「私だよ」 「アヒンっ」 (思考を読み、思考を操る……) 《黒の支配者(シュヴァルツ カイザー)》 ユキトを含んで、リスの頬袋みたいにパンパンな頬っぺたを大きな手が包んだ。 アキヒトの擦り付けた先走りで濡れているのも厭わずに。 「君の思考は読んでいる」 吐息が這った首筋に唇を落とす。 耳の裏が熱い。 (シュヴァルツ カイザーは、やはりシュヴァルツ カイザーだ) 俺の第一夫・シュヴァルツ カイザー シュヴァルツ カイザーが、俺の思考を読んで助けに入ってくれた。 「いちごみるく」 「………」 なに言ってるんだ? このシュヴァルツ カイザーは? 「いちごみるくが飲みたいんだね」 「フモ?」 「私のちんこは、いちごみるくが出るよ」 「フモモ?」 「さぁ、ユキトのちんこはペッして私のを食べようか」 「フモ?」 (ほんと?) 「ほんとうだよ」 「嘘に決まってるだろ、ナツキ!」 「いちごみるくの出るちんこなんて、あるわけないでしょ。統帥!」 「………チッ」 シュヴァルツカイザーが舌打ちしたァァッ!

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