239 / 292
〔ゴムの日記念〕★美味しい時間〔後編31〕
「俺を忘れるなんて、ひどいΩだね」
忘れてた訳じゃないんだ。
だって、ユキトが口の中に……こんなにいっぱい存在感を主張しているものを忘れる筈なんて~……ウヒ
「ほへほふひィィ~」
「美味しい蜜出して」
(なんの事だ?)
「そう言ったんだね!ナツキ」
「フヒンっ」
違う!
「そうだよ……って言ったんだ。嬉しいよ」
ムギャ。
腰振るな。お前のただでさえおっきいんだからっ
ユキト!
おっきくて苦しい……
って言ったんだ。
「ムフゥ」
ユキトの熱で顔が火照る。
「ナツキも腰振ってる。嬉しいんだね」
なんで?
体が勝手に動くんだ。
(お股のアレ……)
昂りが熱い。
「わかってる。淫乱Ωにたっぷり注いであげるよ。大好きなお汁、召し上がれ♪」
ユキトが俺の口に?
「うん。真っ白に、ジュプジュプにしてあげるよ」
震える。
体の芯
お腹の奥
天を仰いで突起する、あの場所も。
熱い。
腰振りが我慢できない。
ハァハァハァハア、ハア
息が熱い。
酸素が欲しくて口を動かす度、ユキトの青筋張った竿が中で動く。
唾液、飲み込めない。
「ダメだよ、ちゃんと飲まなきゃ。俺のカウパーなんだから」
恥ずかしくて。
興奮して。
思わず、キュっと握ったのはアキヒトの性器だ。
「もう、統帥ってば。優しくしてくれなきゃ嫌ですよ」
ユキトを頬張ってパンパンの頬っぺたにチュッ♥
キスが落ちた。
「君、気づいているかい」
うなじに口づけたのは、ハルオミさん。
「私のちんこも締めつけてるよ。後ろのお口は強欲だね」
「……だそうですよ。俺の握って離さないくせに。統帥の淫乱」
嫉妬のキスを鎖骨に落とす。
「はぅう」
「……可愛い。今の喘ぎ声は俺だけのものですね」
ともだちにシェアしよう!