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〔ゴムの日記念〕★美味しい時間〔後編31〕

「俺を忘れるなんて、ひどいΩだね」 忘れてた訳じゃないんだ。 だって、ユキトが口の中に……こんなにいっぱい存在感を主張しているものを忘れる筈なんて~……ウヒ 「ほへほふひィィ~」 「美味しい蜜出して」 (なんの事だ?) 「そう言ったんだね!ナツキ」 「フヒンっ」 違う! 「そうだよ……って言ったんだ。嬉しいよ」 ムギャ。 腰振るな。お前のただでさえおっきいんだからっ ユキト! おっきくて苦しい…… って言ったんだ。 「ムフゥ」 ユキトの熱で顔が火照る。 「ナツキも腰振ってる。嬉しいんだね」 なんで? 体が勝手に動くんだ。 (お股のアレ……) 昂りが熱い。 「わかってる。淫乱Ωにたっぷり注いであげるよ。大好きなお汁、召し上がれ♪」 ユキトが俺の口に? 「うん。真っ白に、ジュプジュプにしてあげるよ」 震える。 体の芯 お腹の奥 天を仰いで突起する、あの場所も。 熱い。 腰振りが我慢できない。 ハァハァハァハア、ハア 息が熱い。 酸素が欲しくて口を動かす度、ユキトの青筋張った竿が中で動く。 唾液、飲み込めない。 「ダメだよ、ちゃんと飲まなきゃ。俺のカウパーなんだから」 恥ずかしくて。 興奮して。 思わず、キュっと握ったのはアキヒトの性器だ。 「もう、統帥ってば。優しくしてくれなきゃ嫌ですよ」 ユキトを頬張ってパンパンの頬っぺたにチュッ♥ キスが落ちた。 「君、気づいているかい」 うなじに口づけたのは、ハルオミさん。 「私のちんこも締めつけてるよ。後ろのお口は強欲だね」 「……だそうですよ。俺の握って離さないくせに。統帥の淫乱」 嫉妬のキスを鎖骨に落とす。 「はぅう」 「……可愛い。今の喘ぎ声は俺だけのものですね」

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