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闇の中

「そりゃ仕方ないよ、叶多は何も覚えてないんだから。…ハルってもう叶多キライじゃないでしょ?昔は『何も知らねーでノンキ面しやがって!』ってキレてたけど」 「…まーな」 試すような眼差しと言い方をする恋人に遥は憮然とする。カナの女顔は艶やかに笑った。 「ごめん。…ね、ハル?今日はいっぱいヤっていいよ」 慈愛に満ちた表情で嬉しい事を言う恋人に「マジ!?」と遥は浮き立つ。現金な彼にカナはクスリとした。 「随分と我慢させちゃったからね…いいよ。でも、後処理はちゃんとしなよ。めんどくさがりなんだから…それで何回叶多がお腹壊したよ。可哀想に」 「本人は風邪の症状だって思い込んでるけどな~。俺に中出しされたからって知ったらどんな顔すんだろな。…見てみてえ」 「うっわ、スッゴい悪い顔してるよハル。ダメダメ、叶多泣いちゃうよ。エッチな事もオレが許しません。許すのは軽いキスとハグだけ。処女の叶多はホント初で可愛くってたまんない」 「お前も可愛くてたまんねーけど?…こっち集中しろよ」 「あッ!やあっ…、んっ…ふぁ」 俄然ヤル気の出た遥はカナの胸の尖りを弄る。片方は手で捏ね回し、もう片方は口に含み舌で転がす。淡い色のそこは色を濃くし、プクッと芯を持った。

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