61 / 74
闇の中
「何が『やあ』だよ。ココ反応してんぞ?」
「ひんっ」
遥が玩ぶように持ち上がるカナの幼いペニスをつつく。活きのいい魚のように体をびくつかせた恋人の服を、全て剥ぎ取り裸にする。
「まだイクなよ」
自分の命令に「うん」と従順に頷くカナに笑むと、遥はベッドに備え付けの棚からローションボトルを取り出した。
蓋を開けトロッと掌にたっぷり落とすと指でのばす。瞬く間に温くなったそれをカナの後孔に塗りたくった。双丘を解し、そのままツプッと指を一本差し込む。「あ」とカナが悩ましげに眉根を寄せた。
「痛い?久々だもんな」
「平気…早く、しよ?」
カナが欲情を含んだ目を細めてねだる。壮絶な色気に遥は生唾を飲んだ。
「…三本でいい?」
「ダメ。万一裂けたら明日叶多が痛いだろ。四本」
「お前…誘っといて…」
恋人の焦らしに遥は唸る。いささか乱雑に指を二本三本と増やしていく。そして中でバラバラと動かす。
ともだちにシェアしよう!