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闇の中

「んぁ…、ハル、…ひぁっ!んッ、もっと…欲しッはげしくっ…あぁっ、して…ッ」 脳内も悦楽で一杯になったカナは譫言のように求める。 しかしカナがこのように我を失いかけても、主人格の叶多は少しも起きはしない。精神の奥深くに沈んで眠り、淫らな事実には永遠に気付かない。遥は妖しく笑い舌舐めずりをし、その叶多と同じ体内にガツガツと打ち付ける。 「カナ、気持ちイ?」 「ふあっあんッ、うん、きもちいっ、ぁっ!あっそこッ、ごりごりっされるの…ひゃんっ、すきッ、はりゅ、らいすきぃっ…!」 呂律の回らなくなってきた普段冷静な恋人に「やべ、たまんね」と呟くと、遥は律動を早める。溜まっていたのは自分だけでは無かったらしい。カナの中心も扱いてやる。 「カナ…ッ一緒に、イこ?」 「うんッ…、あっあ、っ…ひ、ぁああああああああッ!」 カナが白い体を大きく反らした瞬間、遥も恋人の中で達した。

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