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(番外編)オメガとアルファのときー7

「あぁぁっ、マスタ……あぁ」  必死に快感を堪えているのか、ぎゅっとシーツを掴んでいる。だが、口から漏れる喘ぎは激しくなっていく一方であった。  アルバートは空いている手で自身のコートのボタンを外していき、そっと脱ぎ捨てる。  普段レイでもあまり見ないコートを脱いだ姿がそこにあり、レイは見惚れつつ下肢に熱を集めていた。  ワイシャツとズボン姿のアルバートの手が、シーツをぎゅっと掴む手に触れ、自らの胸元へ移動させる。 「ま、マスター……?」 「レイの手で全てを脱がせて欲しい。ゆっくりで大丈夫だから」 「は、はい……」  震える手をゆっくりと導きながら、レイが動かしやすいように身体を起こし、その姿を愛おしそうに眺める。  見られていることにも気付かず、懸命にボタンを外していく。そうしてようやく一つ外せたときには、レイの顔に嬉しそうな表情が浮かび上がる。そのまま次のボタンへ手を掛ける。

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