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第2話

something left in charge" 預かりもの 凸 朝からずっと考えていた。 今日は恐らく彼はチョコを用意してデートだと意識して来るよね、 俺は何を返そうか… 驚いて喜んで、あのいつもはおとなしい控えめな笑顔を満面に俺に見せてもらいたい。 少し焦らして虐めても見ようかw 駅での待ち合わせ、 気合の入った、それで尚更可愛くなった彼が待っていた。 周囲から見られているのを全く気がつかない天然ちゃん。 俺が近づいていくと、綻んだ笑顔で 名前を呼んでくれる。 今日はヴァレンタインだからね、一応デートだという素ぶりを軽く見せながら、彼のオススメの映画を見にシネコンに向かう。 彼とは映画の好みが一緒だし、兎に角、やたら感動したり、怖がったりと、見ていて飽きない可愛らしさ。 さてさてこの後、少し焦らして意地悪するのがかわいそうな気もするなw 多分ちょっと普段より良い店での夕食を期待していた彼、ラーメンと聞いて、僅かにがっかり感漂ってる。 更に追い討ちをかけるように、女子向け@可愛いいもの系のお店で預かり物とって来る。 もう泣きそうになってる誤解満載な彼を連れて、実家のラーメン屋についた。 まだ教えない、きっとびっくりするよね。‼️ なんせ知らないんだからw 喜ぶ君の顔が見たい。 種明かしをした後、ズボンにシミをつけてしまった彼を家に連れてきた. 驚いて興味深そうな彼を仕事で誰もいない居間のソファーに座らせ、俺も隣に座る。 何か困ったような面差しなのは、俺にチョコを渡したいんだろう。 そろそろ焦らすのはやめて、一緒にヴァレンタインの夜を過ごすことにしようか。 そして 先ほどの預かり物の中身は

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