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第2話
「失礼します。僕、美雪 と申します。」
いつもなら、賑やかな部屋に行かされるが、
今日は人少ない離れの部屋だった。
「どうぞ。」
中から聞こえたのはとてもすきとおった声だっ
た。
中に入ると、綺麗な青年だった。
「久しぶり、深雪。」
「まさか…義兄様?」
「あぁ、僕の顔を忘れたのかい?」
「そんな!!…覚えています。僕の大好きで会いた
かった義兄様。
でもね…少し会いたくなかった。」
「…どうして?」
義兄様は先ほどとは全然違う怒った声を出し
た。
「僕は、汚れちゃったの。
もう義兄様の知っている僕じゃない。
だから…。」
「…逃がさない。」
「え?」
義兄様は僕の腕を掴むと奥の部屋に連れてい
く。
「やだ!…離して!!」
僕を敷き布団に倒すと、僕の上にのっかる。
「んっ!んむ…はぁ…はぷっ…」
義兄様は僕に深いキスをする。
「んん~っ!?んっ…はぁ…」
着物の隙間から僕の胸の突起物をさわられる。
「やだ!そんなとこ…ん…」
こりこりと突起物をこねられる。
「はしたないね。深雪のモノ、着物にシミをつ
けてるよ?」
意地悪そうに僕のモノを握る。
「ひゃあっ!やめっ!」
「やめていいの?腰、揺れてるよ?」
「もぉ、…いれてぇ?」
多分、僕の顔は紅く染まっているだろう。
義兄様はモノを取り出すと僕の後ろに突き刺
す。
「ごめんねっ…本当はならしたかったんだけ
ど。」
ならさなくても僕の後ろは義兄様のモノをずっ
ぷりとくわえこんでいる。
「…? 義兄様…避妊具は?」
「?そんなの要らないよ。
深雪は僕の子どもを孕むんだから。」
「!?だめ!やだ!…無理っ~!!」
「どうして?」
「だってぇ…ふぅ…ふぅ…義兄様は…他のお嫁さ
ん貰うんでしょ?んっ…」
「なにいってるの?そんなことない。」
「だって、あの日…ん…お嫁さん貰うからって
僕を捨てたんだから…」
「んやぁああああああっ!?嘘ぉ あっあっ!!
義兄様…!!許してぇ」
義兄様はとても怒った様子で僕の腰をつかみ、
モノを激しくうちつける。
どれ程経ったのか、僕はまだ義兄様のモノをず
っぷりとくわえこんでいる。
腹の中は義兄様の子種でいっぱいだった。
「…もぉ。むりぃ…。」
目が覚めると身体は重く、とても綺麗になって
いた。
「?義兄様は?…。」
「よぉ。目が覚めたか。」
そこには親方が座っていた。
「昨夜は激しかったらしいな。」
「すみません!!…避妊具無しで。」
「あいつ…強行手段に出たか。
今日はもう休め。身体がしんどいだろ?
明日、またあの人が来るから覚悟しとけよ。」
「はい。…」
義兄様…どうして?
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