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第7話
僕の第二の性が明らかになった。
義兄様はα。僕はΩ。
義父様は僕と義兄様を離そうとした。
「嫌だっ!義兄様と一緒にいる!!」
「バカモノ!あやつは最強で美人の鬼と契るの
だぞ!!」
「ふぇーんっ!ひっくっ!」
母上は悲しそうに目を伏せ、僕を抱きしめた。
「父上!今はまだその話はしないと…。」
「近いうちに深雪は、別のところへ嫁がせるの
だから早めに言った方が良かろう。」
その晩、寝床に義兄様が訪れた。
「いつか、僕と契ってくれないか?」
「…でも…義兄様は他の人と契るのでしょ?
ダメだよ。」
「…じゃあ、僕がこのまま他の人と契ってもい
いの?」
「ふぇーん!やだよぉ!!…」
「僕がこちらの世界を統一したときは深雪を一
番に愛すから。」
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