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第三章・三人の王子を殺害した犯人。(10)
「アマデウス、美しいよ……。もっとおれを欲しなさい。そうしておれしか愛せない身体になるといい」
会堂の扉が固く閉ざされる音がずっと遠くで聞こえる。軽快な足音が消えていく。
閉ざされた一室に響く、甘い喘ぎ声に混ざる嗚咽。アマデウスは熱を持つ身体をくねらせる。ロザリオを咥えた後孔はいっそう強く締まり、咥え込む。絶望と屈辱を心に深く刻みながら――。
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