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第7話

射精してしまった俺は肩で息をしてる。 そして文川は俺の欲の証を手の平で受け止めていた。 「勝手にイクなって言っただろーが」 呆れた口調だけど、その目は笑いと妖しい光を宿している。 「これだけでイクなんて、お前、欲求不満?」 喉を鳴らしながら文川は唇を歪め、俺のモノに視線を落とす。 「しかもまだ勃ってるし。ホント、元気だな」 俺の羞恥を煽るように続けられる言葉。 悔しい気持ちも沸き上がりはするけど、文川の言葉はすべて真実だから否定もできない。 「……好きなヤツに触られて我慢できるかよ!」 本心の知れない文川を睨みつける。 文川の表情は変わらない。 人を食ったような表情のまま、文川は不意に俺の脚を掴んだ。 怯んだ瞬間片足が文川の肩に担がれる。 バランスの悪さに自然ともう片方の足を開いて……。 自分が取っている格好に気づき一気に顔が熱くなった。 晒された肢体。 視姦するように文川は俺の開いた脚の間を眺めていて。 そして、掌についた白濁を―――後孔に擦りつけてきた。 べっとりとしたソレを潤滑油がわりにして、文川の人差し指がゆっくりと入り込んできた。 「ッ……」 文川はほぐすように後孔の入口を掻き回す。 初めての感覚に身体を強張らせると、文川は指を動かしながら俺に顔を近づけた。 「我慢できねぇのなら、精々―――ヨガレよ」 ニヤッと笑い、文川の舌が伸びて俺の胸元に落ち、そして後孔に埋まった指はゆっくりと上下に動き始めた。 「……く…っ」 俺の身体を侵す二つの感覚。 肌を這い、たまに吸いつく文川の舌と唇に疼きを覚えながら、後孔をぐちぐちと擦りあげる指の圧迫感と慣れないむず痒さにもにたものに背筋が震える。 一本だった指はしばらくしたら二本に増やされ、さらに圧迫感は増していた。 耐えきれないくらいの羞恥と困惑に、気を抜いたら止めてくれと言いそうになってしまう。 だけど言えるわけない。 言いたくない。 だから必死に唇を噛みしめて耐える。 「……んな力いれんな。血、出るぞ」 文川が呆れたように視線を向けてきた。 ぐっと指を奥へと押し込みながら背を折り、俺にのしかかってくる。 「っ……」 噛んだ唇を緩めさせるように文川が舌で舐めてくる。 「口開けろ」 開けた瞬間声を我慢できないような気がしたから、そっと少しだけ開いた。 目を細めた文川が舌を差し込んでくる。 それに舌を絡めるけど――――。 「……ん…ッ、ぁっ」 さらに増やされた指。 三本の指が奥へと進むと身体は強張ってしまう。 だけどギリギリまで引き抜かれると後孔が緩み空虚を感じて。 交互に繰り返されるそれに、だんだんと熱が生まれて後孔からジンジンと痺れるような刺激が身体中に広がっていった。 快感とは違う感覚なのに―――俺のはまた硬く勃ちあがってきていた。

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