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番外編第8話

だけど……もう俺のモノだってはち切れそうなくらいに張りつめていて、そして和己にならされた身体は和己のモノを求めて疼いてる。 だから、だから―――、一瞬和己を睨んで俺はズボンを脱ぎ捨てた。 「ほら」 使え、と用意されていたローションを渡されしぶしぶローションを手に垂らす。 ローションをまとわりつかせた指を後孔へと伸ばしながらフェラを再開した。 傍から見ればすげぇ恥ずかしい格好だと思う。 自分自身恥ずかしいどころじゃないし。 「……っ」 自分の指がローションの滑りを借りて中へと入っていく。 圧迫感と―――不快。 まったく気持ちさなんて感じない。 けどほぐさないことには挿れられねーし……。 ローションのせいで水音が響いてはいるけど、沸き上がってくるのは何とも言えない感覚だけ。 和己のモノを咥えているほうが俺にとってはよっぽど気持ちいい。 だからフェラに集中しながら後孔をほぐしていた―――んだけど。 「―――おい、どうした? もう終わりか?」 後孔から指を引き抜いた俺に和己が薄く笑いながら訊いてくる。 「……いや……」 言葉を濁すと、和己はますます嗜虐的に目を光らせる。 「ほぐさねーときついのはお前だろ? それとも痛いほうが好き、なわけか?」 「……そうじゃない」 「じゃあ、なんだよ。ほら、早くしろよ」 「……だって………ーんだもん」 ぼそり、小さく呟くと今度は和己が眉を寄せた。 「なんだよ。ちゃんと言え」 「……気持ちよくない」 「……は?」 「だから……自分でほぐしても圧迫感と不快さで萎えそうになるんだよ。全然気持ちよくねーし」 なんでこうも違うんだろう、と思いながら俺はため息混じりに言葉を続けた。 「和己の指なら圧迫感とかより気持ちよさのほうがでかいし、めちゃくちゃ感じるんだけどさ。自分でシたって気持ち悪いだけだから……なんか手が動かないんだよな」 「………」 言い終えて、でもダメだよなぁほぐさないと、と内心またため息をつきながらローションに視線を移す。 もっとたっぷり塗り込んでとりあえずもうちょいほぐせばイケるか―――。 「……お前、それ天然か? それとも計算か?」 ぼんやり考えていたら和己のため息が響いてきた。 「……なにが?」 天然と、計算? 意味がわからずに戸惑って和己を見つめると、和己は片手を額に当てながらまた深いため息をつく。 「……っとに、お前は」 呆れたような声。 なんか俺、変なこと言ったっけと考えているといきなり視界が反転した。 背中にレザーの感触。 そして目の前に和己。 ソファに押し倒された俺に和己が跨って、そして和己は首筋に顔を埋め歯を立てた。 「……ってぇ!」 なにすんだよ! ひりつく痛みににらむと、和己は噛んだ場所をぺろりと舐めながら俺の耳元で囁く。 「俺を煽ったんだから、覚悟しろよ?」 「……え?」 なんのことだよ―――と言おうとした瞬間、膝裏を抱えられ、後孔に和己の指が挿ってきた。

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