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2-さんでいまるまる3Pえっち
ちゅんちゅんちゅんちゅん。
窓の外で雀がさえずっている。
「ん……う……」
甲高いさえずりに目覚めを誘われた笠原は喉奥で唸って寝返りを打った。
「うう」
ふと腕が何かにぶつかった感触、そうして聞こえてきた呻き声に、笠原は完全に目が覚めた。
ごしごし瞼を擦って呻き声の持ち主を確認してみれば、腕をぶつけた相手は、すぐ隣で共に雑魚寝して眠っていた眼鏡なしの紙屋であった。
あ……そうだ。
ここ、紙屋んちで、今日は日曜で。
昨日の夜、俺と紙屋と加賀見で、このリビングで……3Pしたんだっけ。
「う~……もう食えないよぉ~……」
寝起きでボサボサ頭、そのおかげで目つきの悪さが少し和らいで見える笠原、今度は背後から聞こえてきた声に振り返ってみれば。
たった一人、童貞卒業し損ねた加賀見がソファでむにゃむにゃ寝言を呟いていた。
なんで俺と紙屋は床でコイツだけソファで寝てんだよ。
笠原はむっとした表情でソファに忍び寄り、相変わらずむにゃむにゃしているお間抜け加賀見を覗き込んだ。
自分と同じようなTシャツとぱんつ一丁という格好で加賀見は小学生みたいに無防備にすやすや寝ている。
あほ丸出しだと思いながら笠原はそんな加賀見を眺めていたのだが。
……加賀見の奴、勃起してる。
昨日の3Pえっちが影響して自制心が緩んだ笠原は、大した躊躇もなしに好奇心に促されるがまま加賀見の股間へ手を伸ばした。
ぱんつフロントの盛り上げった部分にむにゅっと触れてみる。
「ん」
加賀見の奴、起きるかな、そう思いながらむにゅむにゅ触れ続けてみる。
ぱんつ越しに掌を擦りつけるようにして朝勃ち童貞ペニスを撫で回してみる。
「ん……ふう……」
起きねーけど、なんかきもちよさげな声は出してんな。
ガキみてーに口開けて寝てるくせ、どんどん硬くしやがって、童貞のくせに……。
「笠原、なにしてるの?」
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