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「あ、あ、あーーー……っ」 「す、げ……びっくんびっくん、って……暴れてる」 「笠原ぁ……っあっあ……あぅ……んんん……っ」 「……お前、俺に挿入れられてるときより……挿入れてるとき、えろいよなー……」 ひくひく震える紙屋の頬をぎこちなく撫でた笠原。 益々、震えが止まらなくなる紙屋。 「そんな……俺んなか……いーのか……?」 腹に両手を突いて腰を振る。 アナル奥で紙屋ペニスをしごいてやる。 「あーーーっっ……いい……っ」 「んっ……ぁ、俺も……っはぁ……っ」 「あ……っあっ、ぅっ……はぁっ!」 「んーーーっ、奥、当たっ……んぁっっ」 「あ、あ、でちゃう……っ笠原……!」 我慢できずに紙屋は笠原の太腿をぐっと掴んで前後に激しく揺さぶった。 無我夢中で腰を突き上げて笠原アナルの奥までずんずんペニスを打ちつけた。 「ゃぁっ……!紙屋ぁ……っ」 「あっいく……っ、ッ」 「んはっっっ」 はぁはぁ息を乱しながら笠原の太腿にぎゅーーーっと五指を食い込ませて、紙屋、昇天。 どくん、どくん、笠原のアナル奥に注ぎ込まれる紙屋スペルマ。 焦らされて大量生産された紙屋汁によってどろどろ肉壺と化していく。 「……紙屋ぁ……」 射精余韻でマラソン後さながらに息切れしている紙屋に笠原はキスした。 意識が遠のきそうなまでの興奮絶頂に打ち抜かれていた紙屋だったが、笠原の舌が唇奥に伝うと、反射的に舌を絡ませてきた。 キスしまくった。 まだ笠原に挿入れたままの紙屋ペニスがアナル奥で自然と硬くなっていく。 「ん……ぷ……んぷ……」 「んむ……っは、ぁ……笠原……次、笠原の番……だよ?」 「……ン……いい」 「え……いいの?」 「……次も、紙屋……しろ……」 唾液の糸で繋がる唇、何もないところにコソコソ逃げた視線、ぼそっとお願いしてきた照れ笠原。 よって紙屋の興奮絶頂は冷めやらず、笠原を仰向けに押し倒すと、挿入れっぱペニスをより大胆に突き動かしてきた。 「ゃっ……!」 笠原は紙屋に抱きついた。 両足も脇腹にぎゅっと絡ませて、体でも、ナカでも、紙屋を締めつけた。 「んぁぁ……っ紙屋ぁ、っあぁぅッ……ふゃぁっ……そこっ、コリコリんとこぉ……っもっと擦ってぇ……っ」 教室では評判の悪い笠原のとろとろ顔につられて紙屋もとろとろ顔に。 「ッ……ここっ? 笠原、ここ擦られたら感じるの……っ?」 コリコリ前立腺をゴリゴリしてやれば、声も出せず、笠原はコクコク頷いた。 「ぁっぅっ……んっ……ぁっ……ぁっ……!」 「うん、笠原……はぁ……っ……もっと、いっぱい、感じて……ッ?」 寒い玄関ながらもとろとろえっちで発熱が止まらない二人。 そうして何回目かとなる猛えっちの最中、やっと、笠原の片足から脱ぎ損なっていたスニーカーが落ちたのだった……。 「ねぇねぇ、映画、どうだった?」 「まーまー」 「また続編に持ち越しって感じかな」 「映画の後は? ねぇねぇ、映画の後は!? はぁはぁ!」 「……この変態どうにかしてくんねぇ、紙屋」 「いつの間にそんな腐男子キャラになっちゃったのかなぁ、加賀見は」

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