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「か、加賀見君ってば……!!」
渉に告白された加賀見は脳天ドッカン、した。
まだ靴も脱いでいなかった年上の彼をお姫様抱っこし、自分は無造作にスニーカーを脱ぎ捨て、部屋の中へ。
きちんと片づけられたワンルームを横切って窓際に配されたセミダブルベッドへまっしぐら。
ぼふんっっ
「わっ」
渉をベッドへ運ぶなり真上に迫った。
キャップを床へ放り投げ、その余裕のない手つきに渉はどきっとした。
「渉さんっっ俺と付き合ってください!」
「それは……もう前に聞いたから……」
出会って二日目、公園で一度目の告白をされていた渉は苦笑しようとしたが。
いきなり目の前でシャツを自ら脱ぎ捨てた加賀見に、さらに、どきっっっ。
初めて目の当たりにした健康十代男子の半裸姿に、動揺する余り、うるっと涙ぐんでしまう。
加賀見君、完全、その気満々だ。
『渉さん食べたい』
『うん……わかりました、加賀見君』
僕もそのつもりで返事をしたけれど。
こういうことする時って……あ、シャワー……シャワー浴びた方がいいんじゃ……!
「ちょっと待って、加賀見君……シャワー浴びてくるから……か、加賀見君っ? 聞いてるっ……?」
脳天ドッカンしている加賀見、変態欲望に突き動かされるがまま渉に完全覆いかぶさった。
柔な首筋に顔を埋めて痕がつくのもお構いなしに思いっきり吸い上げた。
「あ……!!」
これまで渉から嗅いだことのない酒やタバコの匂いがしていて猛烈に興奮した。
夢中になって首筋を食みながら掌で彼の体中を撫で回す。
しんなりしていた髪を弄って、まったいらな胸、脇腹、シャツを捲り上げてお腹まで。
「ひゃっ」
ずぼっと服の内側に突っ込んだ手で直接胸を撫でた。
いいや、撫でるというより、揉んだ。
もみもみもみもみ、もみもみもみもみ、これまで誰にも暴かれたことのない渉の純潔ぺちゃぱいを揉みまくった。
「渉さんのおっぱいっっ」
どうしよう、加賀見君、いつにもまして……。
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