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17-さんでいゲイビ鑑賞で2Pえっち

「今度の日曜なんだけどウチでDVD見ない?」 休み時間、ジャージに着替えて体育の授業が行われる校庭に向かっていた笠原は堂々としかめっ面になった。 「は? 映画見に行く約束だったろ?」 新作アニメ映画を観る気満々だった笠原に睨まれて黒縁眼鏡の紙屋は肩を竦めてみせる。 「うん。だけど面白そうな作品見つけたから。笠原と一緒に見たいと思って。親、旅行でいないし」 「お前んとこの親ほんっと旅行バカだよな」 目つきと口と態度が悪い笠原はジャージのポケットに両手を突っ込んで舌打ちした。 ひとりっこでしっかり者な紙屋は怒るでも呆れるでもなく「笠原にも見てほしいから。映画は次の週末に行こう?」とやんわり誘い続けた。 「……ん」 しかめっ面ながらも折れた笠原に紙屋は嬉しそうに笑った。 「つーか、なんて映画? ジャンルは? そんなおもしれーの?」 生徒が行き来する廊下を並んで歩いていた二人の元にドタバタ走り込んできたのは。 「何がおもしろいの!? 何がおもしろいの!?」 「重てーよ、加賀見、しがみつくな」 「ていうか何でいつも俺のこと置いてくの!?」 「だって加賀見、着替えるの遅いから、ちなみにシャツ後ろ前に着てるよ」 「ほんとだ!てへぺろ!」 「心底古ッッつーか廊下で着替えるな目立つだろーがッッばかがみッッ」 最近、ぐんと成長して上背が増した友達の加賀見に思春期コンプレックスが刺激されまくりな笠原。 廊下でシャツをぬぎぬぎするクラスメートの足を踏みまくっている、遣り切れない苛立ちが滲み出ている彼のことがぶっちゃけ愛しくて堪らない紙屋。 チクショー、こいつまた身長伸びてやがる、加賀見のくせにむかつく! 笠原ってば、かわいい、いつまで経ってもすぐムキになる小学生みたいで。 着替えにもたついた加賀見のせいで授業に遅れたカ行トリオ。 ちなみに紙屋と笠原は恋仲にある。 加賀見には年上で社会人の優しい恋人がいる。 なんだかんだいって青春をフルに満喫している高校一年生なのだった、 「これ……ッお前どーいうつもりだよ、紙屋……ッ?」

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