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第7話
球技大会当日。
これといって勝つために力をいれるわけでもない行事の為どのクラスもぶっつけ本番の状態だった。
僕たちはバレーボールを希望した人数が多かったから2チームに別れて試合する。
僕は白羽とは違うチームだった。
今丁度白羽のチームの試合が始まる。
僕は得点をつける係りをしていた。
黄色のゼッケンを着ている白羽は本当に様になってる。
カッコいい。
タン タタン
パァン‼
軽い助走からのしっかりした踏み込み。
「変わってない。」
白羽は変わってなかった。
そのスパイクのフォームは小学生の時と変わってない。
5年というブランクをものともしないスパイクは観客も魅了させる。
読んで字のごとく
白羽には
白い羽がはえていた。
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