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第19話

なんか、凄い夢見たな。 体は熱を逃がすためか汗をかいている。 しかし肝心の熱の根元はいきりたっていた。 「風呂入った方がいいだろうか。」 ポツリと呟いたら 「うわ!起きてんのかよ。…ハァ。」 それはこっちの台詞だよって言いたくなったけど、 寝てただけのはずの白羽は心なしか息が上がっている。 「ごめんごめん。おはよう。 白羽なんか息上がってるけど大丈夫?」 「いや、別に…っ。でもこの部屋っ、暑くね?…ハァ」 と強がってはいるが肩は上下に動いているし何となく腰をクネクネさせている。 腰? 白羽をよく見ると股の間に両手を押し当てている。 「白羽…。ちょっと手をどかしてみて?」 「は⁉なんで…ハァ。」 「なんでって、 じゃ、なんで大事そうに隠してるの?」 「は⁉隠して…ない。」 「じゃ、ちょっと布団からでて僕の前に立って。」 ちょっと嫌そうな顔はするけど半ば強引白羽を僕の前に立たせた。 それでも大事そうに隠してる白羽が可愛い。 僕にはもうなんで隠してるのか大体の察しはついていた。 そして不意をついて僕は両手をつかんだ。 「なっ‼やめろ‼」 白羽の顔はゆでダコ並に真っ赤になった。 「やっぱりね。」 僕はそういって視線を白羽の股から離さない。 白羽の股は白く濡れている上に僕のズボンの上からでもわかるぐらい勃起(たって)いた。 「そんな見んじゃねぇよ!…。 はずかしぃ…だろ。 最近俺、ずっと…その、もら…」 そこで白羽は黙ってしまった。 もしかしたら夢の中の時みたいに白羽は性的なことに関してまだ何も知らないのかもしれない。 「白羽はこの事家族に言ってるの?」 「い、言えるわけないだろ! ここ最近寝る度に漏らしてますとか! しかもなんか白いし!」 結局漏らしたと口にした白羽はまたゆでダコになった。 「そっか。じゃ、僕が教えてあげる。」 夢とは少し違うけど、 夢の続きができるね。

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