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やっぱり俺の予想は当たっていた。こんな時ばかりは自分の観察眼に感謝せざるを得ない。 贔屓目抜きにしても綺麗な顔立ちをしていると思う。傷みのない艶やかな黒髪、くっきりした二重。鼻筋だって通っているし、肌は抜けるような白さで。唇は俺と反対のふっくらした桜色だ。 正直なところ、俺だって初めは外見に惹かれた。それは認めよう。ただ、芹生くんがもし違う風貌だったとしても、その気持ちはきっと変わらないと今なら言える。 「…話してくれてありがとう」 くしゃりと頭を撫でる手を受けて、緩く微笑む面差しは、やっぱり美しくて。 「これから…俺に、もっと芹生くんのことを教えてくれますか?良い部分も、悪い部分も全部含めて。すごく、知りたい」 そして、いつか。彼が自分の容姿と、過去から続く痛みに向き合って、認められる日が来れば良いと、思う。 願わくば隣に居るのが自分でありますように…と祈りを込めて、彼の両手を取った。 「俺と、友達になってください」 赤くなってしまった目を見開いて、視線をあちこちに投げる様子を辛抱強く見つめる。 「あ、の……はい…よろしくお願い、します」 今日。曖昧だった俺達の関係性に、名前が付いた。

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