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き…気まずい。 次の日、休んでしまった分仕事が溜まっているだろうといつもより早く出勤した。 するとまさかの二間さん… 掃除当番だったとは…俺のリサーチ不足だ。 それにしてもなぜ支店長までいるのだろう? この三人の空気にはいつまで経っても慣れない。 しかも昨日、二間さんとあんなことがあった後とならば尚更だ。 『おはようございます。支店長、昨日は本当にすみませんでした。』 『おはよう。風邪とやらは大丈夫か?』 『お、おかげさまで。』 『今日の昼、会議室集合。』 『えっ?』 『以上。』 なんだよ…怖ぇー。 話が聞こえていたのか、二間さんの視線が痛い。 恐る恐る二間さんを見るとアゴで呼ばれた。 こっちもなんだよ… 溜息をつきながら二間さんの後に続き、給湯室に入った。 『なんで支店長に呼び出されんの?』 『そ、そんなの知りませんよ!!こっちが知りたいですし…』 『気をつけろよ。』 『何がですか?』 『いや、なんとなくそう思っただけ。』 二間さんの意味深な発言に背筋がゾクリとした。 朝礼が終わり、自分の仕事にかかるが全く手に付かない。 頭の中は昼の会議室のことでいっぱいだ。 今日は昼抜きかな…なんてことはどうでもよくて、呼び出されて何をされるのかが怖い。 いや、でも支店長は無理矢理は嫌いだって言ってたし、手を出してくることはないはずだ。 そうだ!!そうだよ!! と、勝手に納得する。 それよりも昨日のことだ。 朝は支店長の一件で二間さんと何事もなかったかのように話ができたが、よくよく考えてみるとえらい失態を晒してしまったのだが… 思い出しただけでも恥ずかしい。 舐められるどころか、の…飲まれた… って、五反田さんにも… ほんと俺何やってんだか…。 でも、昨日わかったこと。 それは五反田さんとはヤッてなかったということ。 二間さんが言うには、指を挿入しようとしたとき、俺の痛がり方が尋常じゃなかったから、確実にヤッてないだろうとのこと。 よかった…と言っていいものか。 そもそも、二間さんに何されそうになってんだよ!!って感じだよな。 あー。俺ほんとアホだ。 『いらっしゃいませ。』 『出金お願いします。』 『ご出金でございますね。お掛けになって、少々お待ちください。』 ダメだ。 切り替え切り替え。 今は仕事中で、ましてや接客業。 顔に出してはいけない。 昼休憩までの間、俺は仕事に集中した。

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