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第26話
「俺のこと、嫌い?」
「え?」
キスした後に悲しそうに微笑みながら質問してくる鮫島。
なんでお前が悲しそうな顔してるんだよ......
「別に...結構良いやつっぽいし...」
「ふーん。まぁ、これから好きになってくれればええわ。」
チゥッ...、チュッ。
「んっ、ふぅっ...ンッ。」
またキス......。
「ねぇ、ヤらないの?」
「んー、ヤるけど前戯は必要やろ?ただ痛いだけとか嫌やん。あんたが痛がってるのとか俺もみたないし。」
あぁ、そっか...、普通は前戯とかするんだ。なんか感覚がおかしくなってるんだなぁ...。
「やっぱりイイやつだね...。年下だけど。」
「ふははっ!!年下は関係ないやろ~、ほんまおもろいなぁ!」
彼は楽しそうにほほ笑んだ。
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