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上半身はスーツを着たまま、露になった下肢の肌は白く滑らかだった。
筋の浮かぶ雄太のペニスが小さな後孔を抉じ開けて何度も深く行き来する。
「ぁぁぅぅ~~……っこんないいのっ、初めてですっっ」
電車内で猥褻行為に及んだ正真正銘の変態に他ならないが、綺麗な年上の男に突っ込んでいるという、日常において予測不可能なこの展開に興奮しているのも確かであり。
雄太は唾液まで垂らして男を突きまくっていた。
「雄太君……僕に出して……奥にちょうだい……?」
狭苦しい肉壁の締めつけに酔い痴れつつ、雄太は背中を反らし、二度目の射精目掛けてがむしゃらに高速ピストンした。
かつてない快感の波に意識が呑まれそうになりながらも、ふと、疑問に思う。
あれ、俺、この人に名前言ったっけ……。
「あ、イク……」
先に男が達した。
同時に締めつけが一気に強まり、疑問は溶けて消え、雄太は呻いた。
「あぁぁぁあ、出るっっ!!」
男の腰に腰をぐっと押しつけ、痙攣気味に背筋を震わせ、雄太もすぐに男の後を追った……。
男の名前は和泉 といった。
雄太が受け取った名刺には医療機器商社営業部主任という肩書きがついていた。
「電車で雄太君をよく見かけてね」
どうしても触りたくて仕方がなかったんだよ。
よかったら僕と付き合わない?
初めて行ったラブホテルで雄太は初めて経験した。
「あぁっ、あ゛っ、いず、み、さぁンっ」
「どう? 気持ちいいでしょ?」
パール形状のアナルバイブを和泉からお尻に突っ込まれた。
しかもこの上なく恥ずかしい体勢で。
「う゛ぅっ、恥ずかしい、です……っこんなの……!」
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