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だけど和泉さんって相当の好き者というか、まぁ、やっぱり変態な人だよな。 見ず知らずの高校生に痴漢して、そのまま駅のトイレで……って犯罪だよな。 この人こそ普通のエッチでは物足りないんだろうな、きっと。 その日はペニスに似せた造形のバイブを和泉から優しく挿入された。 挿入前、彼は舌先で雄太の後孔をじっくり解してくれた。 「可愛い……雄太君のアナル……」 まず初めに尖らされた舌がアナルの周辺を這いずり回った。 焦らすように中心を避けて双丘の狭間を唾液塗れにする。 やがて尻たぶを左右に割って、ひくつく窪みにねっとりと舌端を添わせた。 「あう……」 四つん這いになっていた雄太はぶるぶると掲げた尻を震わせる。 綺麗に洗ったばかりではあるが、やっぱり、最初は申し訳ない感じがした。 が、この上なく卑猥に蠢く和泉の舌遣いにペニスははち切れんばかりに膨張し、ちっぽけな罪悪感は瞬く間に消え去った。 「今ね、親指が二本とも雄太君のアナルに入ってるよ?」 「ひぃあぁぁあ……」 「わかるかな?」 アナルの周りを入念にマッサージし、唾液で濡らしておいたので、親指二本の出し入れは潤滑に進んだ。 突き入れていた親指に力を入れ、横に押し開き、僅かばかりの空洞を中心につくると。 和泉は舌伝いに直接肉の中へ唾液を注ぎ込んだ。 ぬちゅぬちゅと、舌尖まで捩じ入れて、肉壁を舐ってくる。 「ひぃあっ」 「……そろそろ、いいかな」 パールよりも質量のあるバイブには本気で虚脱しかけた。 肝心のペニスには刺激をもらえず、お尻ばかり攻め立てられて、雄太の先端からはぷしぷしとカウパーが吹き出す始末。 和泉はふふっと笑い、バイブを抜くと、涙ぐむ雄太を仰向けにした。 「ほら、ご褒美だよ……?」 意識は飛びかかっているというのに、天井を向いたペニスをいとおしげに擦りながら、和泉は雄太に跨った。 背後に手を突き、大胆に足を開いて結合部を見せつけるようにし、慣れた腰遣いで雄太のものを後孔の奥深くへ招く。 「はぁ……いい……」 色めいた声音が新たな興奮を誘う。 今度は雄太の胸元に手を突くと太腿で腰を挟み込み、全身を揺すって、和泉は雄太のペニスをフルに満喫した。 「ぁ、和泉さん……!」 緩やかな律動に我慢できず、雄太が真下から飢えた腰つきで一心不乱に突き上げると、和泉はしょうがないなぁ、という風に微笑した。 こ、こんな時でも綺麗な微笑……。 どんだけ余裕なんだよ、この人。 「ああ、俺、もぉ……イく、イきます……っ」 ぎしぎしぎしぎしぎし!!!! 反対に余裕のない雄太は発情期じみた律動で早々と達した。 置いてけぼりとなった和泉は自らペニスを扱き、何とか雄太の絶頂の余韻に間に合わせたのだった。 「そろそろ時間だよ、雄太君」 ああ、もうちょっと……さすがに部活後だと体力が……あとちょっとだけ横に……。 「雄太君、おねむなの?」

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