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「んぐ」 「寒かったよね、すぐに暖めてあげるね」 俺、もっとふわふわした、女子っぽい、可愛らしい感じを想像してた。 こんなボンテージ女王様ルックスだなんて……。 和泉さん、綺麗過ぎて、俺、もうヤバイです……。 「何もしてないのにオチンチン勃起してるよ……?」 和泉はうっすらとメイクしていた。 どぎつい格好に対してブラウン系の落ち着いたアイシャドウ、ブラックのマスカラ、やや色味の強いレッド系のグロスはその整った顔立ちをさらに引き立てていた。 クールビューティー系の美女にしか見えない和泉は艶やかな微笑を浮かべる。 「いつもよりいっぱいよくしてあげるね?」 淫らな舌先が乳首を丹念に舐め回す。 マニキュアに彩られた細長い指達がローションを垂らしたペニスをグチョグチョと撫で擦る。 カリ首から上の亀頭部分を集中的に責め、尿道をしつこく刺激する。 「んぐぐ!」 「あ、まだ、だめ。雄太君、ね、我慢して?」 思わず腰を跳ね上げさせた雄太に和泉は微苦笑した。 棹を扱くのではなく、あくまでも先端のみに集中する愛撫に痺れを切らし、雄太は涙目で和泉を見る。 「ん~」 「もうちょっと。ね?」 先走りとローションで艶々と照る亀頭を掌で揉み込んでは細やかに摩擦する。 射精するには足りない微妙な快感に雄太はブルブルと腰元を痙攣させっぱなしだ。 雄太の胸に片頬を押し当て、屹立した突起を舌尖で転がしながらペニスの先を弄ぶ和泉は、年下の恋人に囁く。 「いっぱい我慢した分、気持ちよくなるから……ね?」 僕だって我慢してるんだよ? 和泉はさらにローションを追加して雄太の亀頭のみを掌の内側で擦りまくった。 「んんん!!!!!」 もうむりです、こんなのおかしくなるってば!!! 雄太はとうとう目尻から涙をぽろりと零した。 「……雄太君」 雄太の涙に気づいた和泉は行為を中断し、青少年の瞳から流れ落ちた雫を嬉々として舐めとる。 「もう、本当、可愛いんだから」 そう言って、和泉はベッドの端に座り直すと、滑らかな手つきでロングブーツを脱いだ。 現れたのはガーターベルトつきの黒ストッキング。 拘束された雄太を跨ぎ、和泉は、レザードレスで隠されていた下肢を曝す。 「……どうかな。似合うかな?」 和泉は大胆に切れ上がったハイレグ風の女物ランジェリーを身につけていた。 当然、色は黒。 エロ過ぎます、和泉さん(チーーーン)。 興奮の余り腹部に反り立った、濡れた雄太のペニスの上へ自分の下半身を移動させ、下着は履いたまま、和泉は一先ず腰を落とした。 ローションがつくのも構わずにエナメル生地越しに器用な腰遣いでペニスの裏筋を擦り上げる。 「んっんっんっ」 暴発寸前の肉塊から濃い先走りが溢れ出る。 「あ、本当、いっちゃいそうだね」 ダメだよ、まだいったら。 僕の中でいってね、雄太君?

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