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「尾上君、猫みたい、とっても可愛いよ?」
「ひぎゃぁっぁっらめっそれらめぇっ」
「でもちょっと声が大きいかな?」
和泉はしゅるっとネクタイを外すと手早く雄太に猿轡を。
そうしてまたボールペンで尿道拡張に及ぶ。
にゅぷにゅぷにゅぷ……
「んんんぅぅぅ~……!」
まさかのボールペン尿道挿入に雄太は上向き悶絶する。
冷たい細い器物に押し拡げられる、その享受しかねる大いなる刺激に再び全身がぶるぶる。
「ちょっとピストンしてみようか?」なんて和泉が言うものだから、ぶるぶる首を左右に振ったのだが。
誘惑に勝てずに和泉は指先で持ったボールペンを浅く出し入れした。
「んぐぐぐぐぐぅぅん!!」
むりむりむりむり!!
ああ、でもきもちいい!!!!
おかひくなっちゃうよ、先生!!
雄太はぼろぼろ涙を零し、かつ、やはり鼻水をダラダラさせた。
そこでやっと和泉は尿道拡張を止めた。
突き刺していたボールペンを慎重に引き抜くと、大事そうに胸ポケットに戻し、ハンカチで雄太の顔を拭いてやる。
「んぐ~……」
「ごめんね、尾上君が可愛くて、先生、自分を制御できなかった」
「んぐ」
「君って罪な子だね、尾上君?」
ハンカチで顔を綺麗にしてやりながらも、ネクタイ猿轡はそのまま、和泉は雄太の額にちゅっとキスした。
「今度こそ尾上君の好きにしていいからね……?」
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