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12-5
静まり返った放課後の校内、一つの教室から。
それは卑猥な音色が。
「あ……尾上く、ん……」
教卓にしがみつく、スラックスと下着を細い足首に絡ませた和泉。
背後に立つ半裸の雄太は白衣をたくし上げて曝された尻丘に何度もペニスを突き入れていた。
ああ、まさか、憧れの和泉先生と立ちバックしてるなんて……。
夢みたいです、和泉先生……!!
「んぐっふっんんぅっ」
ネクタイ越しに呻吟しながら雄太は激しくピストンする。
腰骨を掴んで固定し、最奥までずこずこと膨れきった亀頭で挿し貫く。
あああ憧れの和泉先生のお尻に、俺のちんちんが、こここんな深い奥まで……!!
「あ……っあ……っあ……っあ……っ」
女性じみた柔肌のお尻が揺さぶられるのを見下ろしていると、とても、高まる。
だけど幾許の物足りなさを雄太は覚える。
やっぱり先生の顔、俺、見たいです。
「……あん」
あれだけ奥をがむしゃらに突いていたペニスが唐突に抜けて和泉は膝を屈しそうになった。
崩れ落ちそうになった上体を教卓で支えていたら雄太から引き剥がされて。
掃除の行き届いた床に仰向けにされた。
「んんぐぐぐ!!」
雄太は跳ね上がっていたペニスをすぐ和泉の中に押し戻した。
正常位で狂ったように腰を振る。
乳首を摘まんだり舐めたりしてみたかったが、そこまでする余裕がまるでない。
とにかく猛烈に腰を振った。
「んっんっんっん」
「ぁ……いいよ……上手だね?」
和泉は自らM字開脚し、雄太に突き揺さぶられるがまま、その身を震わせていた。
乱された白衣、紅潮した頬、半開きの双眸と唇、腹部に反り返ったペニス。
自分とのセックスでこんなにも和泉先生がえっちな姿になるなんて。
「尾上君……ん、雄太君……中に……して?」
名前呼び+中出し了承に雄太の興奮はマックスに。
素直に鼻息を荒げてフィニッシュに向けた腰フリを展開した。
「あぁ……ん……雄太く、ん……いいよ……」
和泉は喉を反らすと半開きの唇からため息と共に愛しい生徒を呼号した。
雄太、限界。
「んんんっぐぐぐぐぅう!!!」
和泉の奥まで盛大に中出しした。
体内に満ち溢れる生徒の熱飛沫に仰け反り、和泉は、自身をしごく。
「あ……いく……っ」
そう囁いて掌に白濁を受け止めた。
「……ぷはぁ」
和泉に猿轡を解かれて雄太はどっと息を吐き出した。
霞む眼で見下ろせば同じく快楽でぼんやりした双眸と出会う。
「……よくできました、雄太君?」
よしよしと頭を撫でられる。
完全に子供扱いしてきた和泉に、雄太は。
「せ、せんせぇ~……」
また顔をぐちゃぐちゃにして大好きな教師に擦り寄り、甘えた。
ちなみに双方繋がったままである。
「きもちよかったよぉ……和泉せんせぇ……俺、せんせぇ、好きぃ……」
「……うん、僕も」
体内でもう復活しつつある雄太に和泉はくすっと笑う。
「ね、今度は一色じゃなくて三色入れてみてもいい?」
「……それは勘弁してください」
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