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跳び箱にもたれていた和泉の背中がずるずると滑り落ちていく。 露出した太腿を撫で回し、時にはぐっと掴んで、雄太はキスを続ける。 マットの上で体育教師は保健室の先生に完全に覆いかぶさる格好となった。 「……あ……っ」 膝頭で股間を擦り上げられるなり、雄太は、ついキスを中断した。 解れた唾液が和泉の口元をしとどに濡らす。 「っ……和泉先生……」 雄太の粗相を舐め上げた和泉は掌も忍ばせた。 服越しにでも十分存在を誇張する熱源の温度を確かめ、すぐ頭上で切ない表情を浮かべている雄太に、囁く。 「尾上先生……ね、僕に……()れて?」 「……和泉先生……」 「もう綺麗にしたから。生徒達の残滓は掻き出したから」 ただでさえ上擦った甘い声は肉欲を煽るというのに。 和泉は雄太に追い討ちをかけるのだ。 「貴方ので、僕のなか、いっぱいにして……?」 ぶっちゃけ、その台詞だけで雄太は暴発しそうになった。 必死こいて、男の矜持のため、死に物狂いで耐えたが。 雄太は先ほどの男子生徒とあまり変わらない焦りぶりで、下肢の服をずり下ろし、熱源を取り出した。 もう立派に完勃ち状態のペニス。 和泉は剥けきった頭をよしよしと撫で、根元をそっと握って。 入念に解した後孔へと誘う。 「尾上先生、ここに……」 「い、い、和泉先生……っっ」 「このまま、きて……?」 和泉に覆いかぶさったままの雄太は白い太腿を脇腹に担ぎ直し、ぐっと、腰に力を入れた。 先端が肉の孔にくぷぷ……と出迎えられる。 絡みついてくる温かな粘膜。 脈打って青筋を立てるペニスをどこまでも甘やかしてくれそうな、とんでもない、包容力。 「うぁ……すご、い……!」 「もっと……もっときて……?」 上擦った声に促されて、雄太は、そのお言葉に早速甘えた。 残りを一気に粘膜内に突き入れた。 「は……!」 「あ……ん」

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