63 / 107

15-2

一番の性感帯である唇を雄太sの舌先に刺激される。 右から舌先をちゅうっと吸われ、左から下唇をぺろぺろ舐められる。 二人の舌先が一度に口内に滑り込んできて舌粘膜を上下から擦ってくる。 「ぁ……っ雄太く、ん」 いつになく陶然と乱れる和泉に雄太sは嬉しそうに顔を見合わせた。 「なんかいつもより和泉さん、感じてない?」 「いつもはもっとヨユーなカンジだよな?」 「だって……雄太君が二人いるんだよ?」 倍に感じるに決まってるでしょ……? シャツ一枚になった和泉はすでに全裸の雄太sに跨った。 雄太のペニスにちゅっと口づけし、雄太´のペニス根元をゆっくり手コキする。 「あ……!」 「ん……!」 ベッドに仰向けとなった雄太sはもっともっと、という風に腰を跳ね上げた。 和泉は伏し目がちに二人を愛撫する。 くちゅ……れろ……と皮の剥けた亀頭を全体的に舐め回し、こしゅこしゅ、熱く湿った竿を擦り上げた。 「あ、それ、きもちいい……!」 「いい和泉さん、俺のも舐めて!」 切羽詰まったような雄太´の声に頷き、和泉は、そちらへ唇を移動させた。 柔らかな上下の果肉で裏筋を啄ばんではハーモニカフェラし、指の輪でカリ首を小刻みにピストンする。 挑発的な女豹のポーズで上目遣いに雄太sを追い上げていく。 「両手に雄太君のおちんちんがあるなんて……こんな幸せ、そうそうないよ?」 二人のペニスを交互にしゃぶり、仕舞いには。 亀頭同士をくっつけ合わせて大胆に頬張った。 「わぁぁぁぁぁ!!」 「それぇっやばいよやばいよぉ!」 カウパー塗れな互いの尿道口がひっきりなしに擦れ合って、淫らな舌で思い切り弄ばれて、雄太sはぎゃんぎゃん悲鳴を上げた。 「もぉぉっっいれたい!!」 「うぁっ俺っ俺が先にいれる!!」 「俺が先だし!!!!」 「俺が先ぃぃ!!!!」 「もう、二人ともケンカしないで?」 喚く二人に和泉は悠然と微笑みかけた。 元気よく反り返った二人の熱源を一気に悩ましげに舐め上げて、艶々と光る唇を吊り上げ、色っぽく笑う。 「二人、一緒に、おいで?」

ともだちにシェアしよう!