「……えっ…ちょっ！」 　１本の指が優しく中へ挿れる。 　普段、何も挿れない場所に指が入っていることが、不快で眉をしかめる。 「やっぱり、キツいかな……」 　そう呟いた千秋さんは、挿入していた指を出し、ベットを降りた。 　……俺とヤリたくない…？ 　俺の中があまりにもキツすぎて、ヤル気が失せた…？ 　ベットから降り、クローゼット近くの引き出しを開けている千秋さんを見詰めた。 「あった、あった」 　引き出しから何か取り出した千秋さんは、ベットの上に上がった。 「ちょっと、これで慣らしたほうがいいから」 　千秋さんの手にはピンク色の容器の……ローション？ 　蓋を開け、手に出した千秋さんは俺の脚を上げ、丸見えになった蕾に塗った。 「…ひゃあっ！」 　ローションをたっぷり塗りこんだ千秋さんは、指を１本ゆっくり挿れてきた。 　さっきより、不快感はない。 　千秋さんもそんな俺の姿を見て、中の指を動かす。 　何かを探るように動く指。 　いつの間にか、指は増えて２本になっている。 「……あぁッ…！」 　動き回っていた指があるところを掠めた瞬間に、電気が走ったような感覚になった俺は嬌声を上げた。 「あった、あった」 　千秋さんはそこばかりを重点的に指で刺激する。 「あッ……も、うっ……やぁッ」 　イキそうな俺は千秋さんの手を握る。 「いいよ。イって」 　千秋さんの中に挿っている手が激しくなる。 　その刺激に我慢できず、自身からまた白濁液を出してしまった。 「はぁはぁ……っ」 　２回の絶頂に息が上がっている俺を熱の篭った瞳で見ている千秋さん。 「……もう、いいよね？」 　千秋さんは俺にそう聞き、自分もズボンとパンツを脱いだ。 「……ぁっ…大きい」 　千秋さんのモノは腹につきそうなぐらい反っていて、大きい。