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体中を散らばる赤い花
そんな俺に煽情な笑いを浮かべた千秋さん。
パクッと咥え、温かい口内が俺のモノを包む。
咥えたまま舌で先端を舐め、竿の部分も丁寧に舐める。
「……あぁッ…らぁっ…」
気持ちよすぎて、甲高い嬌声が漏れる。
いやだ…。イってしまう…。
このままイったらだめだ…
俺は我慢する。
そんな俺を上目遣いで見詰めながら、一層強く吸う。
「………んッ…あぁッ…」
千秋さんの口内に白濁を出してしまった。
「…ちょっ…千秋さん…これ…!」
俺は机の上にあったティッシュに腕を伸ばす。
何とか取れたティッシュを箱ごと千秋さんに渡すが、その前に出してしまった白濁を飲み込んだ千秋さん。
「えぇ…!?」
ゴクッと喉仏が、何か飲み込む動きをした。
「……千秋さん…もしかして…」
「飲んじゃった」
綺麗な笑顔で微笑む千秋さん。
「何で……そんな、汚い…」
「汚くないよ。美味しい」
甘い声、顔で言った。
……美味しいわけないよ…。
呆然と千秋さんを見る。
「…さて、さすがに今朝ヤったばかりだし…」
そう言いながら俺に離れた千秋さん。
「……え。でも…」
千秋さん気持ちよくなってない…
俺だけイってしまった。
「俺大丈夫です。最後までしましょう!」
俺は起き上がって千秋さんの顔を見詰める。
……ってあれ…?
眠い…
眠たい目を何度も瞬きして、誤魔化す。
「眠たいんだね。ほらお昼寝しよう」
立ち上がった千秋さんが俺をお姫様だっこする。
「ふたりで寝ようか」
そのまま寝室まで運んでくれた千秋さん。
ゆっくりとベットに俺を下ろして、自分も隣に寝る。
…えっちしたかったのに。
心の中ではそう思っているのに、眠気の方が勝ってしまう。
俺の頭を頭を優しく撫でる千秋さん。
その手が気持ちよくて、次第に夢の中へと旅立っていく…。
「おやすみ」
千秋さんはチュッと頬にキスをした。
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