11 / 67

☆10

『あ・・・///っ、ああ・・・ま、待・・・って・・!』 『・・なんで?気持ちいいでしょ?』 ―― 気持ちいい・・・・っ ・・・・確かに気持ちいいんだけど・・・っ。 今の俺は、大きく足を開かされ 両腕と一緒に固定されていて まったく身動きがとれない。 しかも後孔にはバイブ、 両胸にはローターが貼り付けられてあって ・・・極めつけは、硬く反り勃ったモノに コックリングまで はめられて。 動きたくても動けない、 射精したくても射精(だ)せない、 そんな状況に置かれている。 『あ・・・いや・・・///!あっ・・あっ・・・! ・・あぁん・・・あ、やっ、やぁ・・・ !!』 過ぎる快楽に身を捩れば 『ほら、暴れないで?』 くすくす笑いながら、男がある物を 俺に見せつけてきた。 『あ・・・っ!うそ・・・うそ・・・っ・・・! や!・・やだ・・やだ!あああ───!』 たらたらと蜜を溢す先端に震える ローターがあてられた。 衝撃が体を貫く。 『ああっ!くっ・・・ぅあ、はっ! あっ、あっ、あ――っ///!』 『可愛い。可愛いよ、ヒナちゃん。』 両胸と先端、ゴツゴツしたバイブが 気持ちいいところを刺激する度、身体中が燃えるように熱くなる。 ・・・もう限界が近い。 『ああっ!やっ!・・・イく!イくぅ!』 後孔がバイブを締めつけて激しく収縮する。 後ろだけでイきそうな感覚に 頭の中がぐちゃぐちゃになる。 もう・・・もうダメ・・・!イっちゃう・・・! ――― そう思った瞬間 突如、ずるりとバイブが抜かれた。 『───あああっ!・・・うっ・・・・くぅ・・・やあっ・・・・・・あ・・・・・あっ・・・・・///』 行き場のなくなった熱が・・・じんじん疼く。 後孔が ひくひくして 甘く痺れる。 イきたい・・・イきたい・・・//// すがるように、男の顔を見るけど・・・ 『まだ、ダ~メ。』 と、男はニヤニヤ笑う。 その心底 楽しそうな顔を見て、はた、と気づいた。 うわ・・・・・! この人、ドSだ・・・・・! しばらく 俺の体を撫でまわし、感じすぎるくらい感じる俺を眺めてはニヤついていた男は、ようやく満足したのか、 やっと挿れてくれる気になったらしい。 『ヒナちゃん、可愛い。僕のでイってね?』 俺の足を ガッシリ掴む。 『あ・・・・!もっ、来て、来てぇ・・・・っ///!』 『可愛い、可愛いよ。』 『あ、早く・・・早くぅ・・・挿れて・・・イかせて・・・・早く・・・・・っ・・・///!』 もう、おかしくなりそう。 早く、早く欲しい・・・! 指が、後孔をなぞる。 早く、早く・・・と願うのに・・・・ 挿ってきたのは・・・・・震えるローターで。 『んや・・!ぁん!・・・やだぁ・・・っ! きて・・・・挿れて・・・挿れてよぉ・・・///!』 おかしくなる・・・もう・・・もう・・・! 男が俺の頬を撫でる。そして・・・・・ 『ふふ。いくよ?』 ローターはそのままに、待ち望んだ 熱くて太いモノが一気に挿ってきた。

ともだちにシェアしよう!