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グータラなキミと。☆5

決定的な文面を見て、全身から 血の気が引いて・・・立ち尽くす。 ラブホに入ってく姿を見てるから、 浮気してるんだろう・・・とは思っていた。 けど、 まだ、信じたい気持ちもあって。 もしかしたら何もしてないんじゃ・・・ とか、 帰りが遅いのも本当にバイトなのかも・・・ とか、 もう分かっていたのに 都合の悪い現実を見ないようにして 陽向と向き合おうともせずに ・・・・逃げていた。 自分が傷つかないように。 逃げていた・・・だけだったんだ。 陽向を失うのが、怖かったから。 でも。 もう・・・・無理だ。 陽向は、俺じゃなくても いいんだ。 好きなのは、 俺だけだったんだ。 俺が陽向を縛りつけていた。 きっと、陽向は無理をしてたんだろう。 グータラだけど、優しい陽向。 陽向は、自由に・・・生きてる方が 陽向らしい。 ーーー別れよう。 覚悟を決めなければ。 それでも、しばらくは動けなくて 時間だけが過ぎていく。 お昼に近い時間まで 悩んで、 俺は、かなり強引なやり方で 陽向を家から 追い出した。

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