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おっさん×高校生④

『坊っちゃま。』 おっさんが、イったばかりで 呆けている俺を にっこり 嘘くさい笑顔を貼りつけて 俺を見下ろす。 『・・・・・・・・・・、は・・・っ!』 訳も分からないまま イかされて 今度は 何をされるのか と、思わず身構える・・・が、おっさんは俺の目を真っ直ぐ見つめて 『私(わたくし)、おっさんではありません!』 声、高らかに 叫んだ。 『・・・・・・・・は?』 なにそれ。 ・・・今、言う?それ。 なに考えてんの?コイツ さっきとは違う意味で呆然とする俺。 おっさんは 俺を見つめたまま ズイッと顔を近づけてくる。 『私(わたくし)の名前は、只野(ただの)です。 宜しければ 今後は「只野」と、呼んで頂きたいのですが。』 『・・・・え?・・・・・・・ただの?』 おっさんは ただの・・・おっさんの ただの・・・・? ん? いや違う。 ただの おっさんの ただの・・・? ・・・あれ? 『私文字(ワタクシ)は只野、ただのおっさんではなく ただの只野です。』 『え・・・・・・・・・・・・え?』 ただの おっさんの・・・・只野 ただの只野! や、ややこしいわっっ! おっさんの只野・・・ ただの只野・・・ (あー、面倒くせぇ) えーと、そのただの「只野」はというと、 まだ俺の上に乗っかったままで超ジャマ・・・。 もういい加減 退いてほしい。 『おい、只野。』 『なんでしょう?坊っちゃま。』 にこり。 なんつーか・・・・・・ コイツの笑顔は なんだか怖いな・・・・・・ 『もういいだろ。退け。』 『・・・・・・・イヤです。』 只野は 清々しいほど、ハッキリ、キッパリ拒絶する。 『・・・・・・っ!な、なんでだよ・・・もう・・』 『まだです。』 『・・・・・・・・はぁ?』 『まだです。まだ・・・・・・ほら。』 と、只野は おもむろに俺のムスコに手を伸ばすと、 ギューッと掴んだ。 『っっ!────うぎゃ・・・・・っ/// !?』 『ほら。まだ坊っちゃまの坊っちゃまは元気ですよ? 若さとは本当に素晴らしいです。』 『・・・はぁ?・・・・・っ! え・・・えぇ !?』 只野に言われ、下半身の方に目を向ければ・・・ そこには信じがたい光景が・・・! たった今 射精(だ)したばかりの坊っちゃ・・・いや、 ムスコがビンビンに勃起しているのが飛び込んできた。 『えぇ──────っっ??』 ウ、ウソ・・・・・・・っっ !! なんで !? なんで !? ウソだろ───────っっ !!!!

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