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第20話

「『初音家』は代々『徳田家』に使えて、死んじゃったママから『性的にもお世話しなさい』って言われてたけど。おばあちゃまに聞いたら、大人になったら自然に分かるって言われて。……僕はまだ子供で坊っちゃんは大人。第一僕には『雌しべ』が無いし……」 あれ? だから俺に聞くのは嫌なのか?! ミクに『雌しべ』が無いから? 「ミク、『雌しべ』が無くてもセックスは出来るよ」 「……そうなんですか?!」 「出来る出来る。男にも穴は上と下に一つづつだからニつ有るし。鈴口を合わせたら3つになるけど」 するとミクは不思議そうな表情で俺を振り返り見た。 「『雌しべ』って子宮?『雄しべ』ってオチンチンだですよね?坊っちゃんのどこにオチンチンを挿入するん場所があるんですか?」 ん? ちょっと待った。 ミクは俺に粗チンを挿入れようとしてない?! 俺はバリタチだから受け入れるなんて真っ平ごめんだ。 だからこう言ってみた。 「ミク、『雄しべ』はオチンチンじゃなくてぺニス。だからミクは受け入れる方だよ」 「……そうなんですか?!じゃあ僕は気持ちよくなれないんですか」 主人よりキモチ良くなる予定でいたのか、ミク?! それはあんまりだ!! 俺の専用メイドの意味が分かってないよ!!!!

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