20 / 106
第20話
「『初音家』は代々『徳田家』に使えて、死んじゃったママから『性的にもお世話しなさい』って言われてたけど。おばあちゃまに聞いたら、大人になったら自然に分かるって言われて。……僕はまだ子供で坊っちゃんは大人。第一僕には『雌しべ』が無いし……」
あれ?
だから俺に聞くのは嫌なのか?!
ミクに『雌しべ』が無いから?
「ミク、『雌しべ』が無くてもセックスは出来るよ」
「……そうなんですか?!」
「出来る出来る。男にも穴は上と下に一つづつだからニつ有るし。鈴口を合わせたら3つになるけど」
するとミクは不思議そうな表情で俺を振り返り見た。
「『雌しべ』って子宮?『雄しべ』ってオチンチンだですよね?坊っちゃんのどこにオチンチンを挿入するん場所があるんですか?」
ん?
ちょっと待った。
ミクは俺に粗チンを挿入れようとしてない?!
俺はバリタチだから受け入れるなんて真っ平ごめんだ。
だからこう言ってみた。
「ミク、『雄しべ』はオチンチンじゃなくてぺニス。だからミクは受け入れる方だよ」
「……そうなんですか?!じゃあ僕は気持ちよくなれないんですか」
主人よりキモチ良くなる予定でいたのか、ミク?!
それはあんまりだ!!
俺の専用メイドの意味が分かってないよ!!!!
ともだちにシェアしよう!