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第34話

宮城と話し込んでいたら、女に話しかけられた。 「徳田くん。事務員さんが呼んでたけど、行かなくて大丈夫?」 ……なんで俺が事務に呼ばれなきゃなんないんだ。 少しだけ不安になりながら事務に行くと、小学部のほうから俺は呼ばれていた。 まさかミクが、……何かされたのかっ?! 俺は急に不安になった。 まさか、まさか……まさかっ!! ミクの可愛さにメロメロになった後輩達が、寄って集ってミクを手込めにしたとか?! 露出した部分をペロペロと舐められて、挙げ句の果てはあんなことやこんなことを……?! それなら俺がミクを無理矢理にでも犯しておけばよかった、後悔の嵐だ!! ミクの『ハジメテ』を他のヤツに取られるなんて最悪すぎる……!! 急いで小学校の職員室に行ったら、校長の前でミクは涙を流して泣いていた。 「おのれ校長!!……よくも俺のミクを手込めにしてくれたなっ」 俺は気の弱い校長の胸ぐらを掴んで、壁に押し付けた。

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