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第64話 初デート
「ミクは俺の専属メイドで、恋人だよ」
「はいっ!!」
今日からGWに入った。
最初の一日は一緒に出掛けることにした。
したけど……。
ミクは相変わらずのメイド服。
確かにヒラヒラでミニのメイド服はミクが超絶可愛し、似合う。
「普段着のミクと出掛けたいって、それは迷惑かな?」
「これが僕の普段着です」
……言われてみたら、確かにミクは普段来ている服はメイド服だ。
それ以外は学校の制服とパジャマくらいだろう。
「よし。じゃ、俺とミクが出掛けるときに着る服を見に行くか」
「大丈夫ですっ。僕このメイド服気に入ってるし、毎日換えて洗濯もしてるから!!」
「ミクは俺と服選ぶのは嫌なのか?」
美少年メイドを連れ回す俺は、はっきり言って変態の何者でもない。
俺は変態だし自覚してるし、隠す気は全く無い。
だが……警察に捕まりたくはない!!
今でも充分目立ってるのに、これじゃイチャつけないし。
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